2020年7月21日




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1番 地福寺
笠岡市笠岡659 真言宗 元1番は巖蔵寺(廃寺)伏越(古城山)にあったらしいが不明。
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2番 寿正院
笠岡2817 浄土宗 県道34号沿い 元2番は称念寺 (1582年創建され1975年廃寺となり沖縄で復活) 跡地は西本町隅田川称念寺橋たもとの駐車場。境内跡に2番紀三井寺観音堂、庚申堂などが残っている。石見銀山街道傍
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3番 威徳寺
笠岡5418 曹洞宗 元3番寶厳寺は明治元年に廃寺その跡地は正寿町金刀比羅神社。威徳寺近くに天満神社、井戸公園がある。
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4番 金剛福寺
井原市門田町 真言宗 門田町一帯は古い歴史を物語る地域であり、門田町には後鳥羽天皇陵、源為朝の墓がある。
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5番 三光寺
井原市木之子町 曹洞宗 享禄元年(1528年)創立 本寺法泉寺
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6番 善福寺
井原町 曹洞宗 室町時代足利氏によって創建された。写真の釈迦堂は1666年建立。井原市内最古の木造建築。
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7番 金敷寺
井原市笹賀町 真言宗 参道の仁王門の金剛力士像は平安時代の檜寄木造り。像高は360cmで県下最大。
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8番 高山寺
井原市高屋町 真言宗 天平3年(731年) 真言宗の古刹で江戸時代から丁石に導かれて多くの参拝者が訪れていた。現在は山門まで車道(経ヶ丸林道)が整備されている。
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9番 成福寺
吉井篠原 真言宗 天平11年(739)行基菩薩開基 (吉井四国74番76番77番 お月山)
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10番 重玄寺
吉井篠原 臨済宗 嘉吉元年(1441)創建 雪舟ゆかりの寺院 天神山の山中にあったが昭和30年に火災により昭和49年当地へ移転。
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元11番明星寺跡
井原市北山町 11番明星寺は北斗山北山寺十二坊の一坊。明治22年火災により消失後再建に至らず廃寺となる。 (青野四国38番) 丘を下った目の前に正覚院がある。
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11番 正覚院
北山 明星寺廃絶後、北山寺の同じ12坊の一つ正覚院が継承する。
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12番 永祥寺
西江原町才児 曹洞宗 那須氏によって嘉慶元年(1387)創建。 (西江原四国69番70番)
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13番 法泉寺
西江原町長谷 曹洞宗 永享2年(1430) 北条早雲が幼少期に当寺で学んだ。(西江原四国1番 西江原観音28番 明治四国51番奥の院)
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元14番花蔵院跡
東江原町 森 真言宗 14番花蔵院は明治23年佛眼寺と合併 さらに昭和33年文殊院と合併して両山寺となる。
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14番 両山寺
東江原町米持 真言宗 天平9年(737)創建
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元15番頂見寺跡
野上町大谷 真言宗 天平9年(737)創建 明治36年廃寺 梵鐘は戦国時代の戦乱で川に沈んでいたのを引き上げて33番持宝に寄進された。県内最古の梵鐘。
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15番 頂見山千手院
野上町大谷 真言宗 かつては500m西にあった頂見寺が15番札所だった。
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16番 小田寺
矢掛町小田 真言宗 小田観音堂
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17番 金龍寺
矢掛町小田 曹洞宗 後方の山は観音山
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18番 神護寺
笠岡市山手 真言宗
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19番 極楽寺
矢掛町里山田1489 真言宗 天平9年伽藍山に行基菩薩開創 寛永年間(1624)に東麓の里山田に五坊と下った。他の七坊は西麓の江良に下った。(西方院 大光院 四王寺 西明院) 伽藍山山頂の巨木を麓から望むことができる。
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伽藍山(292m)
西方院から東に直線680m登りコルから尾根を280m北上する。30分で安全に登れるが他のルートは困難な箇所がある。山頂の極楽寺(1山12坊)は.寛永年間に麓へ下った。19番極楽寺、江良の西方院、大光院、宇内の西明寺、21番四王寺。
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西方院、
矢掛町江良 伽藍山にあった極楽寺の12坊の1坊。寛永年間に麓の江良に下った。境内に仁王門木造金剛士像、鐘楼、本堂、庫裏などがある。
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大光院
矢掛町江良 極楽寺の12坊の1坊。寛永年間に麓の江良に下った。背後の伽藍山西斜面には自然石に刻まれた十二天の岩文字が存在する。ロープなくしては登れない急な坂が続き巨石があり、かつて修行の山であったような気がする。
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川面四国 四番
蓮華寺に向かう道べり 川面四国は安政2年(1858年) 蓮華寺登り口付近から始まり宇内、美星東水砂、西川面を経て蓮華寺登り口付近まで戻ってくる。
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20番 蓮華寺
西川面1138 曹洞宗 井原永祥寺末 元禄年間開山 以後2度の大火で文献など焼失する。一帯に桜の植樹が盛んに行われ5年後の春が楽しみだ。
お寺までの約3kmの山道は舗装されているが、車一台がやっと通行出来る道幅が続く。2022年2月 -
蓮華寺より望む伽藍山
小田川をはさんで対峙する蓮華寺(120m)。お互いに狼煙を上げるなどしていた。東から五頂山、鷺の尾山、伽藍山(292m)、女伽藍山、後方にかくれて遥照山(405m)。
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川面四国74番
四王寺参道口 前の道路は東水砂矢掛線418号 右方向に山道を約5km登って行くと美星町「水砂観音」
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21番 四王寺
矢掛町東川面1702 真言宗 昭和8年江良七坊の一つ金剛院と妙覚寺が合併して四王寺となる。
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22番 大通寺
矢掛町小林(おばやし) 1815 曹洞宗 本堂の後ろに大通寺庭園。境内に芭蕉の句碑。山門の建立は寛政五年(1793) 谷四国81番 谷四国は文政2年(1819)大通寺東の山中から美川、小林を経て大通寺近くの山中に戻る。
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23番 観音寺
矢掛町3107 真言宗 国道486号沿い。捧釋寺(廃寺)の隠居寺でもあった。 江戸時代には会陽が行なわれていた。 備中西国17番 梵鐘下に三成四国50番がある。
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24番 瑞雲寺
矢掛町1003 正音寺(実成村)改称して瑞雲寺となる。昭和5年山門だけ残してすべて焼失する。 三成四国61番
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25・27番 洞松寺
矢掛町横谷3798 曹洞宗 25番は常源寺が廃寺となったため洞松寺に祀られている。 これより観蓮寺へ10丁
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三成四国 堀大師堂
矢掛町東三成藤ノ棚 吉備真備公園と吉備大神宮から鷲峰山に向かって500m登り南参道から少しそれた谷間。三成四国は行程約37km 吉備真備公園から本陣跡の間に展開している。ここに14番86番87番88番。近くに1番がある。
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捧澤寺仁王門
金剛力士像は現在岡山県立博物館で管理されている。手前は三成四国85番。
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元26番捧澤寺
開基聖徳太子 当時は七坊伽藍 末寺35寺 高野山真言宗別格本山として檀家のない修行の寺だった。しかし昭和32年3月山火事により全焼する。そのため26番は井原市西江原町の医王院に引き継がれる。境内に三成四国66番。
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鷲峰山磨崖仏
捧澤寺(ほうたくじ)から北へ300m登った鷲峰山(じゅうぶうざん)398m. 山頂下の大岩に等身大の毘沙門天(北方の守護神)が浮き彫りされている。近づくことはできないが断崖足元に注意。ここまで麓から約1時間、南参道はよく整備されている。
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26番 医王院
西江原町賀山 真言宗 捧択寺(矢掛町鷲峰山)から26番を継承する。西江原四国60番
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28番 観蓮寺
矢掛町南山田1992 真言宗 かつては七堂伽藍 備南四国霊場28番札所
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29番 長谷寺
鴨方387 曹洞宗 境内に養和四国32番 鴨方四国65番 南備四国60番 備中浅口西国13番 鴨山西国(境内から鴨山城跡)1~33番
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30番 浄光寺
鴨方334 浄土宗 境内に養阿四国31番 鴨方四国66番69番 南備四国59番
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31番 明王院
鴨方町六条院中4571 天台宗 境内に西国観音1~33番
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32番 安養寺
笠岡市新賀178 真言宗 近くに在田軒道貞(備中観音選定者)の生家がある。境内に笠岡新四国42番43番、六字名号碑がある。
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33番 持宝院
笠岡市走出 真言宗 天長6年(829) 元は井原市上出部村にあったがここ薬王寺跡へ移転して来た。