防災部会


大規模災害発生時に備えて、地域住民の防災力向上を図り、避難や救出、初期消火、避難所の運営などが自主的に行える
組織づくりに取り組みます。


自治連合会役員たち30人、避難所開設・運営訓練(2023年7月1日)
出部地区防災会は7月1日、市指定避難所の出部小学校体育館で避難所設営訓練をした。
大規模な震災等が発生した際に、被災者を避難所に受け入れるための具体的な手順を習得する目的。自治連合会や社協、消防分団の役員たち約30人が避難所運営の手引きを参照しながら、実践的な訓練に取り組んだ。段ボールベッドやパーテーションテントも組み立てた。
訓練後、井原消防署からAED講習を受けた。



出部地区防災会、簡易トイレ用テントと便器を購入(2022年3月)
災害時、避難所などに簡易トイレを設置するため出部地区防災会といずえ地区まちおこし協議会はパーソナルテント、折り畳み式便器などを購入した。
テントと便座を使った簡易トイレは市指定の避難所である出部小学校などで使う。テントは広さ4.8平方メートル、高さ2メートル。車椅子でもゆったり利用できる。テントと便器を2基ずつ購入。汚物圧縮保管袋、携帯トイレなどの消耗品とともに出部公民館に常備した。




黄色いハンカチ掲示訓練(2022年1月9日)

 中部自治連合会は1月9日、「我が家は大丈夫」を知らせる安心の黄色いハンカチ掲示と、避難場所への移動経路で危険個所を再確認する防災避難訓練を実施した。          
 
 黄色いハンカチは中部地区の81%の480世帯が掲示した。門柱や玄関に結んだり、レターポストに広げて掲げたりして、「生存」を知らせた。
 避難訓練には94%に当たる45地区が参加。地区の代表者たちが避難場所に指定した出部小学校運動場までの経路を確認。ブロック塀や道路などで危険個所を入念にチェックした。  
 安心の黄色いハンカチは各家庭の安否確認をスムーズに行う道具。出部地区防災会が全戸に配布した。掲示練習は自治連合会・協議会ごとに実施する。



安心の黄色いハンカチ全戸に配布(2021年10月)
地震や暴風、水害、土砂災害時には安否確認のスピードアップが迫られます。出部地区防災会などは、災害時の迅速な安否確認ツールとして「安心の黄色いハンカチ」を全戸に配布しました。「我が家は大丈夫」を知らせるため、黄色いハンカチを玄関先など目立つ場所に掲示します。自治連合会ごとに実施する避難訓練などで、活用してもらいます。



避難所開設と運営訓練(2021年8月7日)
出部地区防災会は8月7日、市指定避難所となっている出部小学校で避難所開設・運営訓練をした。

大規模な震災等が発生した際に、被災者を避難所に受け入れるための具体的な手順を習得する目的。防災会会長が「避難所運営について公助と自助・共助のすみわけを見極める必要もある。災害時、最初の安全安心の受け皿となる避難所開設・運営に冷静に当たれるよう、訓練に取り組もう」とあいさつした後、自治連合会や社協、消防分団の役員たち約30人は分厚い避難所運営マニュアルを手に、実践的な訓練に挑んだ。

市職員の指導で受付所、問診票記載台などを設置。参加者が避難者になり、検温、消毒、問診票を記入し、提出した。間仕切りテント、ダンボールベッド組み立て、簡易トイレ設置などを学んだ。

出部地区防災会、避難所マニュアルを作成
manyuaru.pdf 出部地区防災会と市危機管理課は、市指定避難所運営マニュアル(出部
小学校版)を作製しました。ご活用ください。





安心安全の地域へ出部地区防災会が正式発足(2021年1月22日)


kiyaku.pdf 出部地区防災会は1月22日、いずえ地区まちおこし協議会総会で承認され、正式に
発足した。


災害時に対策本部を立ち上げ、被害の拡大を防ぐため避難誘導、救出・救護の手
助けに加え、道路・交通網、ライフラインや人的被害などの情報の収集や避難所の
運営をサポートする。


地域住民が的確に行動し被害を最小限に止めるため、日頃から地域内の危険カ所
の把握や防災知識の普及・啓発など努める。避難所の防災資機材などを整備す
る。





出部地区防災会立ち上げ(2020年7月10日)
梅雨に入り井原市では大雨・洪水警報が度々出され、出部地区でも災害の脅威への備えが喫緊の課題となっています。

出部地区には自治連合会ごとに自主防災会や防災部門・部署が設けられています。出部地区の防災会などを統括する組織として「出部地区防災会」を設置します。災害時に対策本部を立ち上げ、出部小学校などの市指定避難所の体制づくりと運営を支援します。各自治連合会や女性会、出部地区社会福祉協議会、出部公民館、井原市消防団出部分団などが7月10日、出部地区防災会を仮発足させました。今後、規約などを詰めて正式に立ち上げます。



出部地区独自の防災マップ作成(2018年12月)



防災マップダウンロードはこちらからどうぞIMG_5778.pdf
近年、全国各地で水害や土砂災害が発生している。
地球温暖化で、施設の整備水準を超えるような水害がいつ発生するか分からない。
巨大地震も100年〜150年に一度の周期で発生しており、南海トラフ巨大地震発生も懸念されている。
こういう現況の中で、何もせずにはいられない。
そこで、「NPO法人 まちづくり推進機構 岡山」の助言をいただき、防災マップ作成について約1年前より取り組んだ。
最初は、地域の皆さんに呼び掛けて、地域を把握する「まちあるき」を行い、自分たちの地域の「安全な場所」、「知っておくと災害時に役に立つ場所」、「危険な場所」などを見て回った。
それを整理し、地域の実態を確認した。
検討し、いろいろ表示すると見にくくなるため、指定避難所、公園、平成30年7月崩壊箇所、病院、大型店舗、ガソリンスタンド、警戒区域等、最低限必要なもののみ防災マップへ掲載することとした。
この間には、西日本豪雨も発生し、出部地区でも浸水による被害が多数発生した。
真備町では多くの犠牲者が出、市内でも犠牲者が出た。
この豪雨で、河川が氾濫し地区内が浸水した愛媛県のある地区では、自分の名前や住所などの個人情報、緊急避難場所、移動手段などを記載した「災害・避難カード」を作成しており、事前に逃げ場所等を把握していたため、逃げ遅れを防ぐことができ、犠牲者を出さずに済んだ。
岡山県も作成を呼び掛けているという情報により、「避難カード」も作成することとした。
防災マップは、「出部地区 わが家の防災マップ」とし、避難カードとともに昨年12月に作成し、順次 出部地区自治会の全戸へ配布することとした。
この防災マップ配布に際し、「防災マップを活用しよう」と題し、「まちづくり推進機構 岡山」を講師に招き、防災講座を開催した。
出部中部、四季が丘は1月5日、七日市、西部は2月2日に、自治会長さん等を対象に行った。
全戸への配布物は、次ぎのとおり
  ・出部地区 わが家の防災マップ
  ・避難の基本的な考え方(A4 1枚)
  ・避難カード(折って名刺大)
  ・「避難カード」配布・記入・注意点(A4 1枚)
 ・防災〜地震・火災〜備えて(A4冊子)

 地域の皆さん お一人お一人、また、家族や地区で、自分や地域を自分たちで守るということが大変重要になってくると思う。
いくら危険だと言われても、なかなか、今がそのときと思えない気持ちを多くの方がお持ちだと思う。
「出部地区 わが家の防災マップ」等を基に、市から全戸へ提供されている「井原市防災マップ」などを使い、地域の安全を作っていくために、いろんなことに取り組んでいただきたい。
何もない今、こうなったらどうするということを考え、話し合っておくことが重要であり、それが「出部地区 わが家の防災マップ」の役目と考えている。

防災まち歩きプロローグ講演会(2017年10月28日)

単位自治会ごとの防災マップ作りを進めているいずえ地区まちおこし協議会の防災部会は10月28日、プロローグとなる講演会を出部公民館で開いた。
講師はNPO法人「まちづくり推進機構岡山」の徳田恭子代表理事。マップ作りの基礎データを収集するための防災まち歩きについて、留意点を詳しく
説明した。地域を知ることが災害時には一番の力になるため、出部地区の各自治連合会は近く防災まち歩きを実施する。





火災に備え消火栓講習会

中部自治連合会などは5月28日、出部小学校グラウンドで中部地区を対象に消火栓、消火器の使い方の講習会を開きました。子どもから
高齢者まで約40人が参加。市消防署職員からAEDの講習も受けました。

家後屋自治連合会も7月2日、西部公園南側で消火栓操作訓練をしました。家後屋と笹賀下の自治会員たち30人が第3部消防団 員から

消火栓の使い方を学びました。

◎家後屋地区



◎中部地区



地域そして我が家を知ろう、防災講演会

3月26日、「災害に備える」をテーマに防災講演会を出部公民館で開いた。講師は防災士会岡山県支部の有吉信明支部長。
単位自治会長たち約100人がメモを取りながら熱心に聞いた。
2009年の兵庫県佐用町水害などの事例をもとに、「自分たちのことを知るのが防災の第一歩」と強調した。
地域、我が家、過去の水害、行政の取り組みを熟知するよう呼びかけ、災害時の避難所と避難路を把握する必要性を訴えた。
非常用持ち出し品のチェックと、子どもたちに防災について興味を持ってもらうためにキャンプで非常食を作るなどの提案もした。


 3月26日に防災講演会


高い関心 防災講演会に70人 (5月14日、出部公民館)


 防災部会は5月14日、「南海トラフ地震に備える」をテーマにした講演会を出部公民館で開いた。

講師はNPO法人あんしん副理事長で防災危機管理者の坂田善穂さん=写真、井原市出身。自衛官として鳥取県西部地震や東日本大震災などの
災害現場で指揮を執った経験を話した。熊本地震のような断層型地震はいつどこで起きるかわからないとして、井原地域の芳井断層と長者原断層
についての危機管理の重要性を指摘した。
 熊本地震から1カ月後ということもあり自治会長たち約70人が訪れ熱心に聞いていた。