出部地区独自の防災マップ作成(2018年12月) |
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![]() 防災マップダウンロードはこちらからどうぞIMG_5778.pdf |
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近年、全国各地で水害や土砂災害が発生している。 地球温暖化で、施設の整備水準を超えるような水害がいつ発生するか分からない。 巨大地震も100年〜150年に一度の周期で発生しており、南海トラフ巨大地震発生も懸念されている。 こういう現況の中で、何もせずにはいられない。 そこで、「NPO法人 まちづくり推進機構 岡山」の助言をいただき、防災マップ作成について約1年前より取り組んだ。 最初は、地域の皆さんに呼び掛けて、地域を把握する「まちあるき」を行い、自分たちの地域の「安全な場所」、「知っておくと災害時に役に立つ場所」、「危険な場所」などを見て回った。 それを整理し、地域の実態を確認した。 検討し、いろいろ表示すると見にくくなるため、指定避難所、公園、平成30年7月崩壊箇所、病院、大型店舗、ガソリンスタンド、警戒区域等、最低限必要なもののみ防災マップへ掲載することとした。 この間には、西日本豪雨も発生し、出部地区でも浸水による被害が多数発生した。 真備町では多くの犠牲者が出、市内でも犠牲者が出た。 この豪雨で、河川が氾濫し地区内が浸水した愛媛県のある地区では、自分の名前や住所などの個人情報、緊急避難場所、移動手段などを記載した「災害・避難カード」を作成しており、事前に逃げ場所等を把握していたため、逃げ遅れを防ぐことができ、犠牲者を出さずに済んだ。 岡山県も作成を呼び掛けているという情報により、「避難カード」も作成することとした。 防災マップは、「出部地区 わが家の防災マップ」とし、避難カードとともに昨年12月に作成し、順次 出部地区自治会の全戸へ配布することとした。 この防災マップ配布に際し、「防災マップを活用しよう」と題し、「まちづくり推進機構 岡山」を講師に招き、防災講座を開催した。 出部中部、四季が丘は1月5日、七日市、西部は2月2日に、自治会長さん等を対象に行った。 全戸への配布物は、次ぎのとおり ・出部地区 わが家の防災マップ ・避難の基本的な考え方(A4 1枚) ・避難カード(折って名刺大) ・「避難カード」配布・記入・注意点(A4 1枚) ・防災〜地震・火災〜備えて(A4冊子) 地域の皆さん お一人お一人、また、家族や地区で、自分や地域を自分たちで守るということが大変重要になってくると思う。 いくら危険だと言われても、なかなか、今がそのときと思えない気持ちを多くの方がお持ちだと思う。 「出部地区 わが家の防災マップ」等を基に、市から全戸へ提供されている「井原市防災マップ」などを使い、地域の安全を作っていくために、いろんなことに取り組んでいただきたい。 何もない今、こうなったらどうするということを考え、話し合っておくことが重要であり、それが「出部地区 わが家の防災マップ」の役目と考えている。 |
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家後屋自治連合会も7月2日、西部公園南側で消火栓操作訓練をしました。家後屋と笹賀下の自治会員たち30人が第3部消防団 員から
消火栓の使い方を学びました。
◎家後地区![]() ![]() ![]() ◎中部地区 ![]() ![]() ![]() |
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3月26日に防災講演会 |
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