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FA : Factory Automation = コンピュータ制御技術を用いて工場を自動化すること。また、自動化に使われる機器のこと。
FAT (ファット) : File Allocation Table = マイクロソフト社[米]が開発したMS−DOS用のファイル・システム FAT(File Allocation Table)と呼ばれる管理領域を使うことからこのように呼ばれる。厳密には、この管理領域が「FAT」であるが、これを利用したファイル・システム全体を指して「FAT」とか「FATファイル・システム」などと呼ぶ。FATファイル・システムでは、ディスクをクラスタと呼ばれる論理単位に分割し、データサイズに応じてこのクラスタを1つないし複数割り当てることで、ファイルを実現する。
クラスタ番号のサイズ(クラスタ番号を表現するのに使われるbit幅)は、初期のMS-DOSでは12bit幅(32Mbytesのディスクまで管理可能)だったものの(現在でもフロッピーディスクのファイルシステムではこれが使われている)、その後MS-DOS 3.xよりこれが16bit幅に拡張され(FAT16)、最大2Gbytesまでのディスクの管理が可能になった。通常、単に「FAT」という場合この16bit幅の「FAT16」を指す場合が多い。 Windows95/NTでは「VFAT」と呼ばれるファイルシステムが導入され、MS-DOSとの互換性を維持したまま255文字までのファイル名が使用可能になった。さらに VFAT ではディスク管理サイズが最大4Gbytesになった。また、Windows95OSR2登場時にFATのクラスタ番号のサイズを16bitからさらに32bit幅に拡張して、最大2Tbytesまでのディスクを管理できるようにしたのが「FAT32」、または「32bit FAT」と呼ばれるものである。このFAT32は、Windows 95OSR2以降のMicrosoft製OS(Windows 98 / 98SE / Me / NT4.0SP5〜 / 2000 Professional / XP)でサポートしている。WindowsNT系のOS(WindowsNT/2000/XP)ではファイルが破損する恐れを最小限に留め、ファイルごとにアクセスできる人を指定する機能などを持つ「NTFS」が採用されている。 ⇒ FAT32, VFAT, NTFS FAT32 (ファット32) : File Allocation Table 32bit 1997年登場のWindows 95 OSR2(OEM Service Release 2)よりサポートされるようになった新しいFATファイルシステムで、クラスタ番号のサイズをFAT16の16bit幅から32bit幅に拡張して、最大2Tbytesまでのディスクを管理できるようにした物。 ⇒ FAT, VFAT, NTFS
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FC−PGA : Flip Chip Pin Grid Array 【インテル FC−PGAパッケージ】
FC-PGA パッケージは、マザーボード側のソケットに挿入するピンを持っています。このチップは、有機基板に下向きに取り付けられ、ダイ、もしくはコンピュータ・チップを構成しているプロセッサの部品が、プロセッサの上部で露出しています。このように、露出しているダイ はより効率的な放熱性能を提供します。FC-PGA プロセッサは、パッケージの電源と基本信号の抵抗緩和性能を高めるために、独立したコンデンサと抵抗器を、底面の中心部に持っています。なお、チップ底のピンは格子状に配列されており、取り付け時に間違えないようにされています。FC-PGA パッケージは、Pentium(R) III プロセッサ (370 ピン) と Celeron(R) プロセッサ (370 ピン) で使用されました。 FC−PGA2 : Flip Chip Pin Grid Array 2 【インテル FC−PGA2パッケージ】
FC-PGA2 パッケージは、FC-PGA パッケージに似ていますが、インテグレーテッド・ヒート・スプレッダ (IHS) と呼ばれる放熱板を持っています。IHS は、プロセッサ生産時にダイに直接取り付けられます。IHS が ダイとの熱伝導を行ない、放熱のための大きな表面エリアを提供する事により、熱の伝導率を増加させることができます。FC-PGA2 パッケージは、Pentium(R) III (370 ピン)、Celeron(R) プロセッサ (370 ピン)、Pentium(R) 4 プロセッサ (478 ピン) で使用されています。 | |
8インチ、5.25インチ、3.5インチ、3インチなどの種類があるパソコンではスタンダードなリムーバブルメディア(取り外し可能な外部記録装置)。CD−Rメディアの低価格化とドライブの普及によって記録用メディアとしてはその役目を終えつつある(ノートパソコンなどではFDからの起動が不可能なものも見受けられる)が、手軽な記録媒体として今なお現役である。ただし、過去の遺産として保管されたメディアを初期化して使用する場合が多く新規に購入することは滅多とない。中国語では『軟盤』と表記する。
最初の規格8インチFDは主に基幹系やオフコンでのデータ保存や移動のための媒体として使用していたが記録容量が小さく新しいメディア(5.25インチ⇒3.5インチ)などの高密度化の流れに乗らなかったので、現在ではほとんど目にすることが無くなっている。 5.25インチFDは一時期(NECの98シリーズが全盛だった頃)主流となったが、3.5インチFDの台頭によって最近では目にすることが少なくなってしまった。記録密度によって1D/1DD/2DD/2HDがある。 3.5インチFDは現在のFD主流である。8インチや5.25インチのFDではシェルが柔らかく記録面が露出していたが、プラスティックシェルとシャッターを採用したことによりハンドリング性が非常に良くなった。ケース多くのパソコンにドライブが採用されて起動メディアとして使用できる。容量によって2DD/2HDがあるが、同じ2HDのディスクを使用してもNECの98シリーズで採用された1.25MBフォーマットとDOS/V系で採用された1.44MBフォーマットが存在する。1.25MBフォーマットは5.25インチの2HDとフォーマットに互換性がありそのままディスクコピーすることができた。しかし現在は1.44MBフォーマットが主流であり、1.25MBフォーマットのメディアを読むにはドライブ側が3モード対応して無くてはならない。台湾などでは1.6MBフォーマットなどが存在するらしい。また、外形寸法がほぼ同じで容量が多いスーパーディスクや・・・等が置き換えをねらって開発されたがこれらはあまり見ることが無い。 3インチFDはシェルが堅牢でそのまま郵送も可能だったが、3.5インチFDとの主導権争い(3.5インチはソニー、3インチは松下)に敗れて現在はほとんど入手することはができない。 FDを読み書きするための装置、NECの98シリーズが全盛だった頃(つまりMS−DOS時代)はデュアルドライブが普通だったが現在は1ドライブまたは外付け/無し(ノートや省スペースデスクトップなど)が普通。3.5インチ用ドライブは1.44MBと1.25MBの専用ドライブ(2モード)と1.44MB/1.25MBの両方が読み書きできる3モードがある。いずれのFDDでも2D(640KB/720KB)は読むことができるため、NEC98シリーズとDOS/V機でデータを共有する場合はこちらのモードで初期化を行う。
第三世代(3G)携帯電話の規格「W-CDMA」や「CDMA2000」で採用された、無線通信などで同時送受信(デュプレックス通信)を実現する方式の一つで、通信経路の周波数帯を半分に分割して、送信と受信を同時に行なう手法。
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トランジスタの一種であり、ゲート(G)・ソース(S)・ドレイン(D)と呼ばれる3つの端子を持っている。JFET(接合型FET)やMOS FET、GaAsFET(ガリウム砒素FET)などの種類があり、ゲート(G)とソース(S)間の電圧によりドレイン(D)の電流を制御する電圧制御形素子で一般のバイポーラトランジスタと異なり制御端子(ゲート)に電流は流れない。またドレイン電流はドレイン(D)−ソース(S)間の電圧に依存しない。 ⇒ JFET , MOS FET , GaAsFET
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FMS : Flexible Manufacturing System = 1つの生産設備や1つの生産ラインで、複数の製品を生産するための仕組み。
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FOMA(フォーマ) : Freedom Of Mobile multimedia Access
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ユーザーが設計した論理回路を手元で書き込める半導体デバイス(PLD)の中で、論理ブロックの構造がゲートアレイに近いタイプのこと。
1990年代前半にPCのメインメモリとして利用されたDRAMの1種。一般にDRAMには、アドレス情報を行(Row)と列(Column)の2つに分割して与える必要があり、ある行アドレスを指定することでアクセスできるようになるメモリ領域を「ページ」などと呼ぶ。FPM DRAMは、このページ内に限定される「ページ・モード」のアクセスをそれまでのDRAMより高速化したもの。 ⇒ EDO DRAM, SDRAM
浮動小数点による数値演算を行なう専用のプロセッサでi386当時はCPUとは独立したチップとしてシステムに追加するようになっていたが、i486以降はCPU内部にこのコプロセッサを含むものが一般化した。
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