カブトムシこぼれ話 2013年 |
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2013年 | ||
特記 | 11/30 反省 |
@幼虫出荷時は大きい幼虫を選んで出している。残りを飼育した所雌が73%、雄が27%でした。 A幼虫飼育中に幼虫が腐葉土の上に出て死亡している。発見次第ケース外へ出した方が良い。 B黒い点の有る病気の幼虫は飼育しない方が良い。健康な幼虫へ病気が伝染する。病気の幼 虫は自然界へ返してやる。105匹の飼育中、羽化したのはたったの4匹に過ぎなかった。 C飼育マットは良質の物を選ぶ事。マット下に黒土を入れるが代わりに田の土を入れて見る。 D小ケースで6匹飼育したが羽化ゼロだった。バラして見たらミミズが2匹もいた。これは駄目だ。 |
186話 | 7/10(水) 成虫の プレゼント |
市内の施設へカブトムシのプレゼントに行って来ました。7/3から羽化が始まって昨日で丁度100匹と成りました。その内の♂25匹、♀50匹を持って行きました。施設長さんが、これから堆肥を取りに行って飼育しますと喜んでおられました。施設長さんの昨年の苦労話として、@雄はケンカをして死んでしまった。A雌は夜中に飼育ケースから脱走して室内を飛び回り、センサーに感知してセコムから呼び出しが有ったと。雄はケンカをしない様に椿の小枝を入れる、雌は脱走しないようにケースをしばる様助言しました。 |
185話 | 7/8(月) 人工養殖場 造り |
福山市天神山へ養殖場造りに行って来ました。ここは数年前から縁遠く成っていましたが、どうしても行って見たかった所です。クヌギの落葉が大量に有りました。4時間掛かりで落葉なでから運搬、堆積を終えました。今日は猛暑日でしたが、木陰の中の作業は苦痛では無かったです。ウグイスが鳴き、ホトトギスがさえずり、トンビはピーヒョロヒョロと大歓迎している様でした。落葉の下からムカデが出たり、何十匹もの蚊に止まられたり、スズメバチも一匹挨拶に来ました。油断は出来ません。 |
184話 | 7/5(金) カブト虫の 身長測定 |
我が家で羽化してくる成虫は、小さい物ばかりです。今日は10匹誕生しました。♂7匹、♀3匹でした。♂で一番大きいので39mm、小さいのは32mmでした。♀は大きいのが46mm、小さいのが40mmでした。♀の大きい物と♂の小さい物を並べると、親子かと思える位の違いが有ります。小さい♂でも一人前に格好のいい角は有ります。えさ場では餌の取り合いでケンカもしています。 |
183話 | 7/3(水) カブト羽化 初誕生 |
3月下旬から幼虫を340匹程度飼育していますが、7月に入っても土の中から出て来ません。毎日ケースの蓋を取ってのぞいていますが、死んでしまったのだろうかと心配でした。今日は雷雨でピカ!ゴロゴロと雷鳴がとどろきました。今日こそ雷の音にビックリして出てきている事を期待して飼育場に行きました。四つのケースから1匹ずつ、4匹初誕生です。おめでとう ございます。うれしくなりました。これからの毎日が楽しみです。 |
182話 | 6/29(土) 情報交換 |
今日は地元の土曜夜市で、花の店を出しているが実は虫好きのIKさんに一年ぶりに会いました。昨年IKさんに飼育で羽化した成虫を20匹程差し上げました。IKさんが話されるのに、メスは脱走して施設室内を飛び回り、セコムから夜中に呼び出しが有った。雄はケンカして何匹も死んだ。そこで私は餌を出し入れした後は、飼育ケースをひもで十文字にしばるか、蓋はガムテープで張る事を提案した。雄はケンカが付物だから椿の枝を切って入れて置く事を提案した。虫は自分の身の置く所が確保出来ればケンカはしないんだ。別れる時にサルビヤの花を買って帰りました。 |
181話 | 6/25(火) カブト虫が 羽化しない |
近所のお百姓のKさんが来られ、「今年は1匹もカブトムシが出て来ないが、どうゆう事でしょうか?」 と質問された。Kさんは毎年大量の柴を畑に積んで、堆肥をこしらえている。良くない事に毎年同じ場所で有る。私はその場所を何回も見て通っているのでピンと来た。それで「連作障害です。」と答えた。野菜の連作障害と同じく、カブトムシも同じ場所だと連作障害で突然居なくなります。土にダニが湧いたり、ミミズが湧いて幼虫に害を与えます。そしてKさんに「堆肥の場所を1メートル離しなさいと言った。」 |
180話 | 6/16(日) 飼育ケースの 大移動 |
今日は幼虫飼育中の飼育ケースを、20km離れた福山市の友人宅へ持って行きました。現在のカブトムシの状態は蛹で有ると思われます。軽トラックに乗せて運びましたが、途中の悪路でドンドンと振動し、蛹がビックリしたのでは無いかと思います。蛹が振動に耐えて無事羽化するか、息絶えるか心配です。クッションの良い乗用車に乗せて運べば良かったと反省しました。 |
179話 | 6/6(木) 幼虫採集 |
八幡神社の境内にエノキの切り株の朽木が有ります。以前から幼虫が居るのではないかと、気に成っていました。いいおっさんが恥ずかしさをこらえ、勇気を出して行って見ました。株の上部の腐葉土をほじるとカブトムシの大きな糞がコロコロと出て来ました。この様子だと幼虫は数匹位居るだろうと、期待しながら掘って見ました。幼虫が1匹出て来ましたが、居る事を確認して幼虫をその場所へ放して帰りました。 来年はもっと沢山の幼虫が出る事を、楽しみに待っています。 |
178話 | 6/2(日) 人工養殖場 |
井原市後月谷へ養殖場を作りに行って来ました。この場所は2006年を最後に7年振りです。養殖場作りを続けなかった理由は、猪に荒らされた事と、幼虫数が少なかった事です。今日は猪被害対策として、ワイヤーメッシュで柵をする事が最善と思い、ホームセンターで購入して来ました。昨日は雨で柴は十分に湿っていました。近くではウグイスが鳴いたり、遠くではホトトギスが鳴いて、気持ちは良かったです。逆に柴の下から百足が2匹出て来ました。来年は200匹孵化してくれる事を夢見ています。 |
177話 | 6/1(土) 情報 |
友人が電話してきました。「畑のごみを片付けていたら、幼虫が出て来た。カブトムシの幼虫ではないかな?」。私が大きさはどの位ですか?と聞いたら、「小指位です。」との事。今の時期小指程度の幼虫はカナブンブンでしょう。カブトムシの幼虫なら親指位には成っています。畑の草のごみではなかなかカブトムシは出てきません。畑の隅に柴を積んでおけば、カブトムシの幼虫も期待できます。 |
176話 | 5/24(金) 飼育の観察 |
5月8日正戸山で採集した前蛹を人工蛹室に入れて飼育している。人工蛹室はトイレットペーパーの芯です。昆虫図鑑に前蛹の期間は約5日間と書いて有ったので、何時蛹に成るかと毎日観察していた。5日達っても10日達っても変化が無く、もう死んでしまったのだろうかとも思った。昨晩見た時頭の当たりが少し黒く成っていたが、腐って来ているのかな、取り出そうかなと思ったが、そのままにした。今日16日目に見事蛹に変態していた。メスです。おめでとう。無事に羽化するのを楽しみに待ちます。 |
175話 | 5/23(木) 人工養殖場 |
広島からカブトムシ好きの友人が、人工養殖場を是非見たいからと、尋ねて来ました。養殖場を見る前に、先ず自宅で飼育している幼虫の状態を見てもらいました。餌を食べている所、前蛹の状態等々。それから自宅裏の山で人工養殖場を観察、続いて畑の一角で柴の堆肥を作っている所。カブトムシが減ったと言われるが、夏の夜結構ブンブン飛んでいます。人が気付かないだけです。堆肥は広葉樹が最適。針葉樹では駄目です。元気の良いメスは卵を50〜60個産みます云々。熱心にmemoされていました。 |
174話 | 5/15(水) 飼育の観察 |
4月21日から飼育している幼虫をのぞいて見ました。腐葉土の上のクヌギの朽木をモリモリ食べていました。飼育ケースの腐葉土は約13cmに減少していました。幼虫が蛹に成るのに腐葉土は15cm以上が必要です。自家製の腐葉土をふるいに掛け、木くずを取り除いた腐葉土を飼育ケースへ追加しました。腐葉土を20cmまで追加したので、蛹に成るには十分な深さです。蛹から成虫に成る時期、腐葉土の水分は重要なポイントです。ここが大変難しい所です。 |
173話 | 5/8(水) 幼虫採集 |
広島の知人からカブト虫の幼虫が欲しいと、電話が入った。早速心当たりの福山市正戸山へ採集に行った。ここは今年3回目だった。幼虫のいる場所は、樹木を伐採した時に出る鋸屑の山だ。鋸屑の下の方から次から次と幼虫が出て来た。同じ場所に数匹がウヨウヨしている所も有れば、1匹1匹離れた所にいる物もいた。50匹採集して帰った。家で良く観察して見ると、6匹は色が黄色く変わっており、前蛹の状態で有った。残りの幼虫を知人へ宅配便で送った。 |
172話 | 5/8(水) 幼虫飼育 |
今日採集した幼虫の中にいた前蛹1匹と、色が黄色く変わっている幼虫5匹を中型飼育ケースで飼って見る事にした。腐葉土を15cm入れ、トイレットペーパーの芯が入る穴を開け、ペーパーの芯を差し込んだ。次にペーパー芯の中へ前蛹と黄色の幼虫を1匹ずつ入れた。これで前蛹が順調に蛹に成り、その後元気な成虫が羽化して出て来る事を祈っています。ペーパー芯の上部は開いているので、中にいる前蛹の姿は見えるので観察を続けます。 |
171話 | 4/23(火) 新聞記事 |
山陽新聞 タイトル「カブトムシ 性差決定遺伝子 名大チーム発見] 研究チームはカブトムシの雄と雌の性差をつかさどる遺伝子を発見したと報道。「これまで分からなかった雄の角形成の仕組みが明らかになった」。蛹になる直前のカブトムシの幼虫に、この遺伝子の働きを無くしてしまう特殊なRNA(リボ核酸)を注射。その結果、本来雄だったカブトムシの頭部の角は短くなり、胸部の角は無くなった。本来雌のカブトムシでは、頭部に小さい角が出来た。と。真偽の程は分かりませんが、私の飼育している幼虫から、RNAを注射しなくても頭部の角が短く、手でつかむのが難しい成虫が沢山羽化して出てきますよ。 |
170話 | 4/21(日) 幼虫飼育 |
4月1日に幼虫65匹を2ケースに入れて飼育を始めています。今日新たに150匹を1ケースに25匹入れ、6ケースを増やしました。腐葉土は自家製の堆肥を深さ15cm入れ、その上に幼虫を放してやりました。幼虫は自分の好きな所へドンドンもぐって行きました。幼虫が餌の腐葉土を一杯食べて大きくなって、元気に成虫に成って出て来るのが楽しみです。 |
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