天使のつぶやき
平成9年度

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ひよこさん
マイク (1歳)
保母が「こいのぼり」のうたをうたうと、Yちゃん
持っていたおもちゃのマイクを、サッと出してくれました
きりんさん
やさしいね (1歳)
最近、ことばが少しづつ出るようになった、Mちゃん
カーテンの近くで遊んでいたNくんが、大きな音をさせて転ぶと
1番先にかけ寄って、一言
「だいじょうぶ?」
と言い、頭をさすってあげていました
オマル (1歳)
自分で紙おむつをはずし、いざオマルに座ろうとすると、
みんな座っていて あいていない
どけて!
と言い、座っている友だちを手ではねのけ
とうとう座ってしまいました
「・・・・・・・」
かえるさん
はな? (2歳)
保育園のサクランボがなっている木を見つけて
「先生 なあなあ サクランボが咲いとる」
ほんと、花のようにかわいいね
かめ (2歳)
大きなカメを見て
「カメに乗って龍宮城へ行くん?」
行けるといいね 行ってみたいね
かめ
夕焼け? (2歳)
ちびっこ大会で、張ってある
オレンジのテントを見て
「夕焼け?」
中が赤くなっているね
ぞうさん
悪臭??? (3歳)
「Aくんの うわばき くさ〜〜〜い」 
「えっ?????」
「んーーーっっ臭かったら洗ってもらおうね」
ひひっ Aくんの足もくせーんでっっ」
・・・くんくん 足をにおうA くんくん・・・
ギャハハハハハ・・・・・・」
「・・・・・・・・」
悪臭?
あわてもの? (3歳)
急いで 給食の用意をしていると コップがおちてしまいました
「先生!! あわてないのっ 気をつけてちょーだいね」
「・・・・・  ごめんなさい  ・・・」
ムチムチ (5・3歳)
大ぐまM(5歳)「先生のおなか 大きーな あかちゃんおるん?」
        「しつれーねぇ いないよ 大きいけど
           これは もとからっ!
        「Mちゃんだって 大きいおなかじゃないー
           ムチムチよー」
大ぐまN(5歳)「ムチムチは先生のお・な・か・
        「そーよ なぁーっっ
              お尻もムチムチじゃがー」
側で聞いていた、ぞうのM(3歳)保母の服をめくっておなかを見て
   M(3歳) 「ほんとだーーっっ
保母の心 ショック・・・・・・
空もよう (3・4歳)
<その1>
散歩に行った河原で、シロツメ草の冠を作ったり
虫をとったりかけっこしたり、楽しくあそんでいると
急にっ雷がゴロゴロいいだし 空が 暗くなってきました
「ピーッ!(笛の音)雨が降りそうだから帰るよーっっ」
「2人で 手をつないで並んでね」
かえるさんの時は、おおぐまさんやぞうさんのともだちに
世話をしてもらっていたので、なかなか並べません
やっと人数を確認して さぁー帰るゾという時
「ゴロゴロー」
ポツポツ 雨まで降ってきだし
「先生 こわいよ こわくて歩けない」
・・・・ほんとに こわかったよねっ
園に着いた時 たくさんの子が泣いていました

<その2>
濡れた服も着替え、雷もやんだので、散歩の話をしていると
「こわい こわい」
と耳を押さえ、保母にべったりくっついていました
M・U「大丈夫 大丈夫 手とってみ もう雷 なりょうらんで」
「大丈夫じゃけぇー」
「俺 パーンチしてやっつけてやる」
みんな やさしくて 頼もしいね・・・・・
それでも怖がるSくんに
「手とってみ なぁー もう こおーねぇけぇーなぁー
と力づくで、耳から手を離させ
あーん」
「泣いてしもーた」

<その3>
「先生 どうして お空はお散歩の時 せっかく 楽しく
  お散歩しているのに意地悪したんかなぁー」
「どうしてなんかなぁー」
「うん」

<その4>
昼食の時 明るくなってきた空を見て
「空が明るくなってきたね」
「空が ごめんなさいってようるんョ」
「そっかぁ それで青い空になってきたんじゃなぁー」
「うん」
おおぐまさん
ひとくいザメの話 (5歳)
「Dの父ちゃん 魚つり行ってなぁ こーんなおっきい
  魚釣ったんでぇ〜〜〜」
「Dちゃん そっがんおーきかったら ひとくいザメ
  じゃがっっ」
うんっ そうでぇ」(と、キッパリ)
「やっぱり ウソじゃ」
先生は天才マジシャン? (5歳)
お楽しみ会で 保母の手品を見て
「ぼく あんなすごい手品見たことがないっ!!
  この前なっ箱の中に 人が入ったのに出てきたらライオンに
  なっとった手品見たんよォ 今日のそれよりすごかった!!
  あんなんはじめてっっ」
さくらんぼ (4・5歳)
日に日に色づいていく園庭の さくらんぼを見ながら収穫を
楽しみにしていた子どもたち そして今日は いよいよ収穫!!
「まっかじゃなぁ」
「さくらんぼって こんなに つやつやしとるんじゃなー」
       
   とりたての さくらんぼを食べて
んん〜〜っっあまいっ」
「わたしの ちょと すっぱかったぁ」
んん〜〜っ これがさくらんぼの味だぁ」・・としみじみ
       
「こんなにイッパイあったら食べ切れないねー どーする?」
「お母さんたちにも あげたらいい! だって お母さんたち
  一生懸命お仕事してるから!」
「あっ それ いい考えみたい」
(^_^) ほんとに すごくいい考えだね)
お父さんはスーパーマン (4・5歳)
「先生ーっ 今日Dちゃんお休み?来とらんがぁ」
「うん、今日Dちゃんお休み お父さんの仕事にくっついて
  岐阜県まで一緒に行ったんだって」
ぎふ??ぎふって なんなー」
「う〜〜っと ずーっと遠いところ。
  Dちゃんのお父さんトラックの運転手さんなんよ」
えーっでーっ Dちゃんのお父ちゃん
  スーパーマンかぁ」
??はぁ??
先生も大変? (4・5歳)
去年までお兄ちゃんと一緒に登園していたK君、このごろ
ちょっと寂しくて、泣いたりぐずったりの登園がつづいています。
その様子を見ている おおぐまさんの みんな
「先生、Kくん今日もうっぎゃ〜っ!!ゆーて
  大どじくそゆーて 泣き泣き きたでぇ」
「ほんと ほんとォ あばれまわりょーたでぇ」
「Kくんの父さんどじしげって よびゅーたでぇ」
「あしたも泣き泣き来たら 写真とっといたらええがー」
もうすっかり 機嫌のなおっていたK君 だまーって
その話を聞いていましたが
あしたぁ なかん!!」 と ひとこと、
<翌日 本当に泣かずに着たのです>

ところが今度は入園してまだ間もないRちゃんが泣きながら登園
「あっらー 今日はRちゃんが ないちゃたなぁ
  つらいんじゃなぁ」
「まだ保育園に入ったばっかりなんじゃけぇ
  しょーがねーよなぁ」
「みんなだって(入園した頃)泣いたもんなー」
「あっ でもKくんは 今日泣きょーらんかったでぇー」
(何も言わずに 得意顔)
「いっつも だれか 泣きょーるなぁ」
「せんせーも たいへんじゃなっ せんせーも 泣きたい?」

場面はかわって その日の昼食時間 昼食を食べながら
「なぁ先生、今日はRちゃんが朝さみしゅうなって泣いたがぁ
  その前の日はK君じゃったがぁ
  あしたは だれが泣くかなぁ」
「そうじゃなーたまには先生も 泣き泣き来てみよっかなー」
「せーんせー それってすっげぇはずかしゅーねぇ?」
「・・・・・・・ハイ・・・」
さすが (4・5歳)
ちゃんの妹Hちゃんが、泣いていると思った保母
「Mちゃん Hちゃんがなきょーる」
「ん? えーんよ」
「なんでぇ???」
「 うそ泣き うそ泣き 涙 出とらんじゃろっ」
(アラ・・ホント さすがきょうだい よくわかってらっしゃる)

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