シリーズNO,1の自由度!!
ゲームシステムは今までと変わっておらず、勢力に仕え、評定に出て主命をもらい、
それをこなして勲功値をためて、出世を目指すというもの。
今作では、武士、商人、忍者、剣豪、海賊、茶人、鍛冶屋、医者といった職業でプレイが可能。
さらに、「武士でありながら、一方で茶人」とか「忍者でありながら、一方で医者」といった風に本業
と副業を同時にプレイできる(本業が武士・商人・忍者・剣豪・海賊で、副業が茶人・鍛冶屋・医者)。
しかし、無理して勢力に仕えなくてもいいのです。浪人で辻斬りプレイをしたり、酒場の用心棒に
なったり、座で大儲けしたり、賭博師になったり、各地の名勝を探訪したり、嫁探しの旅に出たり、
薬草や砂鉄を集めたり...とその自由度は無限大(言いすぎかな)。
勢力に仕え、勲功値をためていくと、いつしか城主に任命される日がやってきます(武士プレイ
の場合)。そして城主になってからも選択肢は多いです。そのまま主君に仕えるか、
他家に寝返るか、自ら天下を狙うべく旗揚げするか。
あと「陪臣」という立場もあります。1549年シナリオの織田信長プレイで織田家を出奔して、
斎藤家臣の明智光秀に仕えるなんてことも出来ます。
主人公武将はシリーズ最多の860人!!
素直に多いと思います。
Tでは秀吉1人(だっけ?)、Uでは秀吉・勝家・光秀・新武将、Vでは秀吉・新武将、Wでは
600人の主人公がいましたが、今作はさらに増えて860人です。
あと、イベントも多いです。
浦上宗景プレイしてたら、前作に続いて宇喜多直家の謀叛イベントがありました(笑)。
合戦が大きく進化した!!
太閤立志伝シリーズの合戦ってあまり印象にないですが、Xのは結構楽しいですよ。
特に攻城戦が私のお気に入りです。本来は本丸を落とすか、敵部隊を全滅させれば
落城しますが、今作登場したのが「交渉」です。
戦況の有利・不利、使者武将の能力値で交渉の行方が決まります。
例えば自分が寄せ手で圧倒的有利な状況で、敵に対し「城将切腹」とか「城外退去」などを
申しつければ、大体成功します。逆に自分が篭城側で落城寸前の状態で、「金やるから撤兵
してくれ」などということも出来ます。
また、攻城戦中に援軍をよぶことも出来ます。そう、攻城戦中にも周りの状況はリアルタイムで
動いているのです。この辺「戦国夢幻」に似てるかなと思います。
個人戦&辻斬り!!
個人戦もWとは全然違います(てかWのはカードバトルだし)。
Wのはカードバトルなので「運」が戦況を左右しましたが、Xは相手の動きを読んで
いかなければなりません。相手もなかなか考えて動いてくるので緊張感あります。
あと、武器の種類も豊富です。刀剣、槍、弓、鉄砲、鎖鎌、苦無の6つです。
私は槍がお気に入りかな。弓や鉄砲はヒット率低いし発射したら1ターン動けないから
あまり好きじゃないです。
そして太閤シリーズ定番の辻斬りです(唯一Vはなかったが)!これは燃えますね。
今作辻斬りで殺せるのは、「架空忍者」、「架空海賊」、「架空商人」、「史実でとっくに寿命
がきている武将」です。これに当てはまらない人物に辻斬りで勝っても、金しか奪えません。
しかも次に会った時に「ここで会ったが100年目!」などといって斬りかかってきます(笑)。
これを撃退しても金しか奪えず、次に会った時に(ry・・・(笑)。結局、一度辻斬りした人物
とは講和できないんでしょうね。そういう訳で、殺せない人物に辻斬りしたら一生付きまとって
くるので、テンポが悪くなりますね。
名声&悪名!!
Xの新要素です。
身分があがれば名声が自然とあがり、辻斬りしたり大義名分無しで他家に攻めこむと、
悪名があがります。名声の利点は、城にタダで入らせてもらえたり、宿屋でまけてくれたり、
賊が襲ってきても見逃してくれたりすることです。欠点は、名声が高すぎると忍者勢力に
仕えることが出来ないことです。
悪名が高いと、正義の味方に成敗されます(笑)。私は柳生さんと可児さんに斬りかかられ
ましたが、撃退すれば仲良くなれます。他には、武士勢力に仕えられない等があります。
まあ悪名は寺に寄付すれば下がりますけどね。
自分の思い通りに作成できる新武将!!
Wでは決められた顔が数種類あるだけでしたが、Xのは顔の原型が、男4種類、女4種類
あり、さらにそこから頭、目、鼻、口、衣装、装飾品などを細かく設定できます。
これで自分の顔を作ることもできます(私は作ってみましたが、結構似てました/爆)。
CPUはへぽ〜い・・・
もはやコーエーゲーの定番ですね。コレ。
正直、ゲームはヌルヌルです。野戦も敵味方のCPUアホだし。
大名プレイでも簡単に城を落とせて領土拡大できます。
まあ強すぎたら自由度が減ってしまうかもしれませんが、それでも難易度設定くらいは
欲しかったですね〜。

――ゲーム説明――
戦国時代の住人の1人となって、自由に生きます。
シナリオは「流亡の章(1549年)」、「乱麻の章(1554年)」、「日輪の章(1560年)」、
「夢幻の章(1560年)」、「昇龍の章(1568年)」、「覇道の章(1575年)」、
「転変の章(1582年)」、「太平の章(1598年)」の8本。
1621年1月1日でゲームオーバー。