太閤立志伝Xプレイレポート
太閤立志伝Xのプレイレポートです。
今回の主人公は後藤勝基。史実では浦上氏重臣だった人物です。
実は太閤Xで後藤勝基は登場しないんですが、私が新武将として作成しました。
ではヘタクソですが、ご覧下さい。
――1582年
「ようやく安土へ辿りついたか。
後藤勝基 ワシももう46じゃ。いつまでもぶらぶらしてる訳にはいかん!」
後藤勝基はかつては美作国の三星城主で、浦上宗景に仕えていたが、
1575年に同僚で舅でもある宇喜多直家が叛乱を起こし、主家浦上家は滅亡。
さらに後藤勝基の三星城も攻められ、落城した。
しかし勝基は辛くも逃れ、しばらく津山の町(美作国)に身を隠していたが、
宇喜多の追手が迫っていると聞き、遂には美作国から退去せねばならなくなった。
「もはや天下は織田家のものか…。
後藤勝基 やはり仕官するなら織田信長様じゃろうな」
勝基は早速安土城へ向かい、織田家への仕官を頼んだが、
やはり浪人である。門前払いで終わった。
「むうう、信長様への仕官は難しいようじゃな…。
後藤勝基 仕方ない。こうなったら信長様の陪臣となろうぞ」
陪臣というのは、つまり信長配下の武将に仕えるということ。
例えると、信長―秀吉―石田三成 の三成の立場である。
(誰に仕えるべきかのう。出来れば信長様と行動を共にしたいので、
安土城の武将に仕えたい)
勝基は早速、織田家臣の侍大将である蜂屋頼隆の屋敷を訪ねた。
「御免。拙者後藤勝基と申す者。貴殿に仕官したく参った次第にござる」
後藤勝基
「ワシに?」
蜂屋頼隆
「はっ!拙者、かつては美作国の三星城主でございました。
後藤勝基 しかし不運にも宇喜多直家の叛乱に巻き込まれ、
現在はこのとおり浪人者でござる」
「なるほど、事情は分かった。お主を召抱えよう。
これからはワシに、そして織田家に尽くしてくれ!」
こうして勝基は織田家臣の蜂屋頼隆に仕えることになった。
1582年3月15日のことである。
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