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ある日の診療日記


201X年X月X日
虫歯をなおしたい



前歯が交差しており、このままではキチンとしたかみ合わせができない事をお話しました。
以前から歯並びを治したいとのことでしたので半年間の矯正の時間をいただきました。


お約束どおり半年間の矯正の後、虫歯の深かった上の前歯は仮歯に替えた後に最終的な歯が入りました。

201X年X月X日

 噛めないので噛めるようにしてほしい
  
下顎に入れ歯は入っていましたが、高さの低い入れ歯でそのため前歯も崩壊一歩手前という状況でした。

                    

201X年X月X日

歯が腫れました。

ブリッジ(橋渡し)の手前の歯が割れたため根が腫れていました。後ろの歯も手前に倒れていたので、少し起こして、その間に2本のインプラントを埋入しました。
    
  

        

  

       

  

201X年X月Y日

11年ぶりの来院

)の根の先に病変ができていました。(黄色点線部分)
根の長さを計り、根の先を緊密に充填さえすれば、(中段写真)11年後に来た時には(下段写真)膿みはなくなり、病変は骨に変わっています。
神経のなくなった歯は歯の質が脆くなり、色が変わってくるので割れないように土台を作り、冠を被せることが必要ですが、まだ中学生だったので白いプラスティックを詰めました。現在、色も変色してきたので冠を被せることをお勧めしています。
    
  

        

  

       

 

        

 

201X年X月Z日

前歯をきれいにしたい。

前歯の詰め物が変色していました。隙間も気になるとのことなので、プラスティックの詰め物で修復しました。もちろん保険の治療です。現在は詰め物の質も改良されていて質の良いものが出ています。

201X年X月X日

前歯の色が変わった。

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 下の歯を入れたい。前歯もきれいにしたい。
  
井原歯科の茂原です。
前歯をきちんと治すためには奥歯がちゃんと咬んでいることが絶対条件になります。奥歯があることで前歯は保護されるのです。右下に2本のインプラントを植え、ブリッジで3本分の奥歯を、左下には6番の位置に1本のインプラントを植え、奥歯を確立しました。奥歯さえ入れば前歯も安心して作れます。
 


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 右上の歯を入れたい
  
井原歯科の茂原です。
右上5番の欠損部にインプラント希望で来院されました。上顎洞(鼻の横の空洞)に近かったのですがソケットリフトにより痛みも腫れもなく十分な長さのインプラントを埋入することができました。
 
    
     



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 右下の歯が咬むと痛い
  
井原歯科の茂原です。
右下ブリッジ(橋渡し)の手前の歯が割れていました。(写真2)元々なかった部位と割れた歯の部位とにインプラントを埋入しました。手前の3番は虫歯のない天然歯だったのでこれに手をつけることなく咬めるようになりました。
 
    
     



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 右上の歯が咬むと痛い
  
井原歯科の茂原です。
神経の生きている歯が突然割れることは大変珍しいことなのですが、この方の右上4番は虫歯もない歯なのですが割れていました。原因はストレスによる夜間の「くいしばり」と考えられます。抜歯と同時にインプラントを埋め込み、この方は4ヶ月後に冠が入りました。
 
    
     


     


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 左上糸切り歯が腫れた
  
井原歯科の茂原です。
またまたパソコン不調のため更新ができませんでした。申し訳ありません。
左上3番の歯根の亀裂のため根の先の方に膿が出てきていました。(黄色の丸部分)抜くと同時にインプラントを埋め込みました。(右上写真の黒いラインが亀裂部分)3か月後には土台を作り、最終的な冠が入りました。(右下写真)
 
   
     

 

   

       




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 奥歯が痛い
  
井原歯科の茂原です。
左上の7番(一番奥)の歯が噛むと痛いとのことで来院されました。13年前に根の治療をしてきれいに治っていたものが突然腫れてきました。レントゲンでは根の先に黒い影が見えています①。ストレスがかかったことにより根の先に亀裂が入ったと思われます。まだ歯の周囲に深い歯周ポケットが形成されていないので亀裂は限局的なものと考えられます。そこで、冠の頭を落とし、少し矯正力をかけて歯根膜を活性化させ一旦抜去④した後亀裂部分を詰め、すぐ戻します⑤。一ヶ月後には仮歯で噛めるのを確認した後再び冠をかぶせました。根の先も再びきれいに治癒しました⑦。もちろん、しっかり噛めるようになりました。
   
         

  

  

 



201X.X.X

 マイナー矯正終了
  
井原歯科の茂原です。
パソコン不調のため一カ月ほど更新ができませんでした。
前歯のがたつき(叢生)を主訴で来られました。噛みあわせが深く出っ歯気味の傾向がありましたので、奥歯を正常な位置に戻し、前歯も余裕をもって内に入れることができました。ここまで管理しておけば本格矯正をする必要がなくなります。
 
    矯正前
     

 
     矯正後

       


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 矯正後4年目。
  
井原歯科の茂原です。
今日は4年前に矯正で歯並びを治した子が来てくれました。
下の5番目の歯が先天的に欠損しており、そのため子供の歯が骨に癒着しており、側方が噛まない状態になっていました。
このままの咬合状態が続けば将来奥から順に歯周病が進んで噛めない状態になるのは明らかです。
マルチループというワイヤーを使い、すべての歯を本来あるべき位置に戻しました。1.5年後です。(中段)5番目の歯以外はすべてきちんと噛みあいました。5番目の乳歯を抜いてインプラントも一つの手ではありますが、まだ若い年齢と骨に癒着しているということを考え合わせてその乳歯の上に土台を作って白い歯をかぶせました。4年後の今でもきちんと機能しています。
 
    矯正前
     

 
     矯正直後
      
 
    矯正後4年


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 左上の前歯が腫れました。
  
井原歯科の茂原です。
左上1番の歯が腫れたということで来院されました。精査したところ歯の根が割れていました。保存不可能ということで抜いた後をどうするかお話合いをしました。隣の2番目の歯が内側に入っているので矯正力で動かしてよい位置に移動させてから橋渡しにするか、隣の歯には手をかけずに抜いた日にインプラントを植立するかのご提案をし、後者を選んでいただきました。ほとんど痛みも腫れもなく治癒し、一本だけの治療で終われました。
  
     

    


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 左下の奥歯が腫れました。
  
井原歯科の茂原です。
歯周病で左下の7番が腫れたのですが、お口の中を詳しく診ますと、左上の1番目の歯と右上の6,7番目の歯がないためにお口全体のバランスが崩れて、左下の7番が一番強く当たっていることが原因でした。左上の4番は前に倒れ込みながら回転していたのでこれを直しながら、できたスペースを左上の1番にもっていきました。それぞれの歯がそれぞれの場所に戻ることによってはじめてひとつの口腔として働き始めます。右上にはインプラントを2本埋入することで左右の対象性も保たれ、両方でしっかり噛むことができるようになりました。

   


  



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 奥歯を入れたいのですが。
  
井原歯科の茂原です。
右下6番の歯を入れたいと来院されました。中学校の頃に6番の歯を抜かれておられたので7番の歯が前の方に倒れ込んで歯を作るスペースがありませんでした。ブリッジをするにしても倒れた歯を起こしておいた方が良いことをお話しました。今はミニインプラントがあるので簡単に起こすことができるようになりました。もちろん痛みもほとんどありません。その後、ブリッジよりは前の歯(5番)を削らないで済むならインプラントの方が良いということで6番にはインプラントを植立することになりました。

   


   



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 前歯が取れました。
  
井原歯科の茂原です。
左上2番の歯が取れたと来院されました。詳しく見てみると、表側の方の根っこごと折れていました。深い位置まで折れている場合歯を抜くより方法がありません。とりあえず歯を戻して抜いた後ブリッジ(橋渡し)にするか、インプラントにするかお話をしました。隣の歯には触りたくないとのことで、歯を抜いたその日にインプラントを埋入することにしました。
外科処置一回きりでインプラント埋入できるので患者さんからは喜ばれています。右下の写真は2ヶ月後の仮歯の状態ですが自然な感じで歯が入りました。

   


   



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85歳 入れ歯をはずして食べている?
  
井原歯科の茂原です。
特に下顎の骨が極端に痩せていて今の入れ歯では食べられないとのことでした。大きく口を開けると左の顎関節から音がしていました。歯が総てなくなっても不調和な総入れ歯を使っていると顎関節症は残ってしまうものです。入れ歯を手直ししてリハビリをしていくと痛くなく、入れ歯の吸着の出る顎の位置が見つかってきます。その位置で新義歯を作ればよいのです。吸着のある、良く噛める入れ歯ができました。もちろん顎関節の音も消えました。歯科技工は笠岡市高木技工所の高木祥隆氏にお願いしました。

    


 




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咬合を育成する。
  
井原歯科の茂原です。
前歯の生え変わりの時期に最初に来院されました(写真上)。6歳臼歯の位置関係が狂っていたのでまずそれを補正しました。これにより下顎の発育が正常に働くようになり、高さも正常に変わり、どの歯を抜くこともなく正しい咬合が完成されました(写真中)。もちろん口元もすっきりしました(写真下、術前後の比較)。
ブラケットを付けて針金の入った期間は7か月でした。その後は取り外しの装置をきちんと使用することでこの子の本来の咬合と横顔が取り戻せたのでした。

    


 






200X.X.X

歯の根の治療
  
井原歯科の茂原です。
何度か腫れを繰り返した歯(7番)でした(写真1)。歯の根の治療は先の方まで薬が入っています。歯周ポケットは4mm程度で根の先まで交通していませんでした。根の先から亀裂が入っていると診断して矯正力をかけた後に一旦抜歯しました。やはり根の先に亀裂が入っていました。その部分のみを切断、逆根充して(写真2)再び抜歯窩にもどして固定しました。2ヶ月後に最終の冠を入れました(写真3)。動揺もなくしっかり噛めるようになったそうです。根の先の病変の影も薄くなっています(写真4)。










200X.X.X

矯正治療おわりました。
  
井原歯科の茂原です。
かなり叢生の激しい患者さんでした。顎の位置もかなりずれていて若いため症状こそ出ていませんでしたが顎関節症一歩手前でした。治すためのゴムをきちんと使っていただいたので装置(ブラケット)の入る期間はちょうど1年で治せました。このあとももう1年間は取り外しの装置を使ってもらいますが、きれいにかみ合わせが治りました。中間の歯を抜くことなく、すべての歯牙を起こしていく方法なので口元もすっきり仕上がります。



        



         



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右下6番虫歯になりました。
  
右下6番の虫歯がかなり大きくなっていました(一枚目写真)。軟化象牙質を全て取ってしまうと歯髄に達してしまうのでindirect pulp cappingを行いました。一年後には歯髄の側に第二象牙質ができています(二枚目写真)。その後軟化象牙質を完全に取り去りインレーで修復しました(三枚目写真)。6番目の歯は永久歯の中でも一番虫歯になりやすい歯ですが、小学3年生の段階で神経がなくなると一生は持ちません。なるべく神経を残すことができるようにこういった治療もあるのです。



        



        



200X.X.X

左下6番にインプラント補綴入れました。
  
左下6番は歯根破折のため抜歯しました。抜歯後2か月待っていただき、骨が回復するのを待ってチタンインプラントを埋入しました。その2か月後に最終補綴物の型取りをして歯が入りました。



2009.X.X

右上6.7番に歯を入れたい。
  
右上の歯はかなり以前に失われており、上顎洞が低い位置にありました。ソケットリフトにより上顎洞を底上げしてHAインプラントを埋入しました。4か月後には最終の冠が入りました。





200X.X.X

右下4番が破折していました。
  
右下4番が冠をはずしてみると破折していました。根の真ん中のあたりまで割れていたので、抜歯より方法がありませんでした。抜歯と同時埋入でインプラント埋入しました。3か月後には最終的な冠が入りました。










200X.X.X

左下5番が破折しました。
  
左下5番は抜歯より方法がなかったので抜歯と同時にインプラント埋入を行いました。6番にも植え込むことで、部分入れ歯を入れなくてもすみました。抜歯と同時のインプラント埋入は腫れもなくて、一度の処置で終わるので患者さんにはとてもやさしい方法です。









200X.X.X

91歳の総義歯の患者さんが来られました。

91歳ですがご自分でカートにつかまりながらお一人で来院されました。上も下も顎の骨が痩せていて前の入れ歯でついた傷が痛々しかったです。
総入れ歯の場合、顎の位置のリハビリに時間がかかります。それができればあごの骨が痩せていてもある程度のひっつきは出てきます。
来院回数を極力減らすため下顎は最後にリラインして仕上げました。
保険治療でも痛くなくて吸着のある総入れ歯が入りました。
大きくあくびをしてもはずれません。












  

200X.X.X

左上45番にインプラント補綴をいれました。

最初はインプラント自体をこわいといわれていましたが、術自体の安全性、ほとんど腫れないこともお話し、納得の上でオペしました。
上顎で骨質も柔らかかったので骨にくっつきやすいHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントを埋入しました。
次の日もほとんど腫れもなく「これなら楽ね」と言っていただけました。
3ヶ月後に最終補綴物が入り左右同じように噛めるようになりました。