どんな不正咬合があるの?
上顎がでている<出っ歯>・下顎が出ている<受け口>・歯が不規則に並んでいる<乱杭(らんくい)歯>などが多く見られるケースです。また、上下の歯が噛み合わない<開口>もあります。ただ<出っ歯>や<受け口>は歯だけでなく上下の顎の骨の関係が悪い場合が多いとか<乱杭歯>は歯の大きさと顎の大きさの相対的な関係がアンバランスなために起きることが多いのですが、その原因の一つが乳歯の虫歯です。虫歯などで乳歯を早くから失った場合、永久歯が正しい場所に生えてこないことがよくあります。つまり、乳歯が永久歯に与える影響は非常に大きいというわけです。「どうせ抜けてしまうのだから」と考えるのではなく、乳歯の時から虫歯をつくらないように気をつけたいですね
矯正の治療と費用
症例によって、適切な治療開始時期は異なりますが、一般的に望ましいのが学童期、つまり前歯が生え変わるころから、第二大臼歯が生える12歳ごろまでの間です。とはいっても、これは歯並びが悪い場合です。骨格的に異常がある場合はもっと早くからの治療が必要です。
では実際どんな治療を施すかと言えば、歯に金属性の矯正装置(ブラッケト)をつけ針金を渡して歯並びを調整し、必要に応じてゴムをかけたりします。最近では、金属性のブラッケトの他に審美性を考慮したプラスチックやセラッミク製のものもあります。乱杭歯や八重歯の場合、あまり役に立たない歯を抜くこともあります。期間は約1〜3年です。費用は約20〜80万です。
院長 川上 和洋 日本矯正歯科学会会員 会員番号 174544
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