2「負けたとき」

 負けて悔しいかい?
でも負けは誰にでもあるよ。
 もしかしてずっと負けないと思っていたのかな?
 もしずっと負けないと思っていたのなら、ずいぶん甘い思考だよ。
 くやしいと思う事は良い事だろう。
 でも勝負に負けたからといって、あなたの品格が下がるわけではない。
 勝負の時、大切なのはいさぎよさ。
 正々堂々というものとも、すこしちがうのです。
 勝敗に関係ないと思うかもしれないが、時として勝敗よりもっと大切なもの。
 戦争みたいに負けてはいけないものもあるけど、ふつう勝負はそのときだけのもの。
 ずっとその勝敗が尾を引かない限り大切なもの。
 それは貴方という人間性。
 人間性の品格を高めていく課題こそこの世に生まれた意味の一つなのです。
 負けたらキレイに負けてみましょう。
 キレイに負けたら下手な悔しさも残らないから。
 綺麗に負けるには、正しく負けを認めること。
 正しく負けを認めれれば、立ち直りも早い。
 立ち直りが早いだけではなく、心に変なしこりも残らない。
 そう正しく負けを認めると、次ぎの歩みのたしになる。
 敗因を平等な気持ちで調査してみよう。
 そうすれば負けは、次ぎの肥料になる。
 実はね、スポーツなどの勝敗より人間性での負けを感じるほうが、ずっと心に残るもの。
 なぜだろうね?
 貴方にその意味がわかるかな?



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