1「一人孤独なとき」

ひとり孤独なとき、あなたは何を感じるのだろう。
さみしいだけですか?
寂しいだけで終わって、次ぎの歩みになるのだろうか?
 孤独はいったい何をあなたに教えようとしているのだろうか。
 それを考えなくてはなるまい。
 寂しさに流されぬために・・・
 次ぎの歩みのために・・・
 一人という事実は物理的に変えられないが、精神的にはそうではない。
 そこには、自分との内面がある。
 そこには、先人との対話がある。
 そこには、自己との格闘がある。
 そこには、未来への準備がある。
 そこには、いやしの時間がある。
そう孤独は自由を教えてくれる。
 自らの肉体を支配する精神。
 誰ともしゃべらず、誰にも左右されず、誰にも手伝ってもらわない時間がある。
寂しさという湖に漂うも良い。
孤独は自由を教えてくれる。
自由は自分を、自由にできる精神であり時間である。
もしも寂しさや孤独を感じ、それが辛いものならば、汝は己が自由意志をもって思案
せねばなるまい。
おなじ境遇はまた訪れる。
その時も同じく寂しさに漂うのか?
同じ物であっても良いだろうが、自由意志というものが汝にはあるではないか。
寂しさを感じるは自然なれども、寂しさに浸るのは未来を停止させてしまう。
停滞の末には荒廃が見え隠れする。
 孤独は自由を教えてくれる。
 自分へもう一つ努力のおくりもの。
 それは自由が生み出すもの・・・



目次のページに戻る


つぎのページ「2」を読む