幼虫を飼育して、そこから元気に育った成虫のすがた・かたちや大きさ
また生まれてこずに死んでしまった幼虫の様子を記録する
§1 自宅でのカブトムシ幼虫飼育場造り
飼育場作製過程 1.
 (1)飼育場場所の選定
 (2)飼育場所の整地
 (3)ブロック積み
 (4)山土を10cm入れる
・ブロック積み
  縦3丁×横4丁×高さ2丁
  モルタルで固定せず、何時でも解体可能な造り
・山土:蛹に成るのには、山土か畑の黒土が必要
  山土は馬場山の土をとおしでおろした
  肥料袋10袋分を入れた。高さ約10cm程度
  山土をギュッと押さえて約6〜7cmの深さ    
飼育場作製過程 2.
 (1)腐葉土を入れる
・幼虫の餌は腐葉土やクヌギの朽木が良い
  先ずクヌギの腐葉土を肥料袋10袋分いれた
  厚みは約20cm
  その腐葉土をギュッギュと踏みしめて約10cmの深さ
  腐葉土は府中市目崎町石岡山で堆肥とした物
  飼育場作製過程 3.
 (1)椎茸のホダ木をいれる
・さらに幼虫の餌として、クヌギの朽木を入れた
  クヌギはどんぐりの木である椎茸のホダ木を使用
  ホダ木を腐葉土の上に7本敷き並べた
  ホダ木は井原市高屋町こだま園より頂戴した物  
飼育場作製過程 4.
 (1)再び腐葉土を入れる
・ホダ木が乾燥しないよう、隠れるように腐葉土を入れた
  2と同様クヌギの腐葉土を肥料袋3袋分いれた
飼育場作製過程 5.
 (1)腐葉土の上に幼虫を置く
・いよいよ幼虫を放した
  幼虫は腐葉土の上にソット置いてやる
  幼虫は自分で好きな所へ入っていく
  幼虫の上に腐葉土を掛けない方が良い
  幼虫の身体は柔らかいので、傷つくことがある
  土の中へもぐれない幼虫は、もう生きる力がないのだ
  今日は幼虫を140匹放した
飼育場作製過程 6.
 (1)稲わらを敷いて完了
・腐葉土が乾燥しないよう、上に稲わらを敷いた
  幼虫はジットリと湿り気のある所が好きなんだ
  そうかと言っても水分が多すぎると、また病気になる
  湿り気を保ちながらも、水はけを良くしてやる
  飼育場はなるべく自然の状態に近づけてやることだ
  
準備中 飼育場作製過程 7.
 (1)ネットを張る
・幼虫期間は7〜10ヶ月間
  前蛹 約10日間
  蛹   約20日間
  成虫 1〜2ヶ月間
  成虫が逃げないように、ネットを張って観察をしよう