令和2年12月市議会 一般質問&答弁内容


●特殊詐欺被害の現状と対策について

Q.

特殊詐欺被害の現状について伺う。

A.

令和210月末現在、岡山県内で78件、39,910万円、井原市内では1件、2,600万円である。

最近、キャッシュカード詐欺盗の被害が増え、高齢者が被害に遭いやすい傾向にある。

Q.

防止策の取り組みについて伺う。

A.

「お知らせくん」による注意喚起や特殊詐欺に特化した出前講座、高齢者所帯への防犯機能付き電話の無料貸し出し事業を実施している。

Q.

防犯機能付き電話が効果的と考えるが、利用者の反応は。

A.

購入を検討するといった良い評価をいただいており、今後も周知しながら利用を呼び掛けていきたい。

●粗大ごみなどの不法投棄の現状と対策について

Q.

粗大ごみなどの不法投棄の現状と対策について伺う。

A.

地域と協力し、不法投棄されにくい環境作りを進めているが、中々なくならない状況にある。ごみの不法投棄については、法律で禁止されており、罰則が科せられる場合もある。本年度は地域環境美化推進員により定期的なパトロールを実施していただいているほか、不法投棄監視員のパトロールの強化や投棄物の回収、不法投棄禁止の看板配布などの啓発に取り組んでおり、今後とも関係機関との連携を強化して不法投棄の防止に取り組んでいきたい。


●学校給食費の「公会計化」の導入について

Q.

学校給食費の「公会計化」 の導入について伺う。

A.

国は、公会計化により教員の業務負担軽減や長時間勤務の縮減を図るよう求めており、国が示したガイドラインを受け、昨年8月より研究している。

メリットとして学校の負担軽減や教員の業務に専念できることがあり、デメリットとして市側の財政的、人的負担の増加などがある。

今後さまざまな課題を協議していく必要があると考えており、導入の時期は現時点では未定である。