平成18年3月市議会 一般(個人)質問&答弁内容

教育問題について

1.放課後児童クラブへの支援について
Q. 現在、市内13地区すべてに放課後児童クラブが開設されております。
平成17年度には小学校低学年で4人に1人近くの児童が登録・利用しており、子育て世代にとってはなくてはならないものになっています。
また、子どもたちの放課後の安全・安心にもかかわることであり、果たす役割は大きいものがあります。
このような状況下において、それぞれのクラブはさまざまな問題を抱えられているようです。
現在、その運営は自主運営とされ、保護者にゆだねられていますが、現実にその負担は大きすぎるものがあるようです。
児童クラブはそれぞれ生い立ち、歴史、目的などが違い、問題も多様です。しかし、学校は一線を画しており、福祉事務所も消極的に思われます。
『少子化』への対応が取りざたされている現在、より積極的に各クラブにかかわっていただき、どんな問題があるのか把握し、保護者の立場に立った指導・支援をしていただけないものでしょうか、お伺いいたします。
A.

放課後児童クラブについては、各クラブの運営委員会でそれぞれクラブの実情に合った実質的な運営をしていただいていることが一番いい方法ではないかと考えている。
14年11月に各クラブの役員、指導員、福祉事務所の職員で構成する連絡協議会を組織し、研修、交流会等を開催し、各クラブの連絡、連携を図り、質の向上、充実に努めている。
運営面の支援については、連絡協議会等を通じて、各クラブが抱えている問題を出し合い、情報の共有化を図り、それに対して行政として必要な指導、助言を引き続き行っていく。
18年度には各クラブを個別に訪問し、会計面の指導、助言をするとともに、全体的な指導にも対応したいと考えている。