平成17年9月市議会 一般(代表)質問&答弁内容


1.アスベストによる健康被害について
 6月末の「クボタ」の報道発表以来、「静かな時限爆弾」と呼ばれ、大きな社会問題となっているアスベスト。
 「労働災害」から「公害」の様相を呈してきています。
 さらには、市民生活の中にも身近に使用されていることが指摘され、県内施設、教育施設での発見が連日のように報道されています。
 国・県も本腰を入れて調査し、対応を始めているようですが市民としての不安は大きいものがあります。
Q. 市内公共施設へのアスベストの使用状況はどの程度把握されていますか。特に子どもたちへの影響が心配です。
市内の幼稚園、小中学校の建物はどのような状況でしょうか。今後の対応をお願いします。
A. 市所有の415施設について調査を行い、使用が疑われる15カ所については、さらに詳細なアスベストの含有率調査を専門機関に依頼し検査した結果、2カ所から検出された。
中部水源地ポンプ棟の天井内壁とB&G美星海洋センター体育館の倉庫等の屋根材に認められ、いずれも安定した状況ではあるが、中部水源地は除去工事を、B&Gは囲い込み工事を行う。
小・中・高校、幼稚園合わせて37の学校施設では、いずれも使用は認められなかった。
Q. 一般家庭での使用も古いものではかなりあるようですが、市民からの問い合わせ等はどうでしょうか。
また、対応はどのように指導されているのかお尋ねします。
A. 2件の問い合わせがあり、専門の検査機関による検査が必要である旨伝え、専門機関を紹介している。



2.芳井支所、美星支所の今後の活用について
Q. 合併後、半年が経過しました。新しいまちづくりのため、「建設計画」の着実な実行が望まれるところです。
そういった中、旧芳井町役場、美星町役場はそれぞれ支所として活用されています。
しかし、現在どちらも1階部分の使用がほとんどで他は余り使用されていない状況です。
何か有効的な活用をとすでに検討されてはいるようですが、現時点ではどうなのでしょうか。
構造上、あるいは行政財産という性質上難しいとは思いますがどのようなものが考えられるのでしょうか。
その考え方といつ頃までに決定されようとしているのかお尋ねします。
A. 新市の将来構想建設計画に掲げられた事業の推進、現在の施設、事務所の再配置と将来への対応および市民交流施設の設置などが考えられる。
17年度末を目途に方向性を出し、一部施設については4月から開始したい。