平成16年3月市議会 一般(代表)質問&答弁内容

教育問題について

1.小・中学校の「学力低下」について
Q. 1)市内小・中学校の学力の実態は、他市あるいは週5日制導入前と比較してどうなのか現状とその評価をお伺いします。
A.

昨年の小学5年生で実施した岡山県の学力検査では、ほぼ満足のいく評価が出ている。

Q. 2)現状では30人学級の実現が最善と考えます。
国・県の基準が緩和されれば積極的に導入すべきであると思いますがどうでしょうか。
その場合、教員の増員・費用負担はどの位必要なのでしょうか、お伺いします。
A. 国が示す学級編成基準のもと、今後も県の方針に沿った学級編成を行う。
仮に単市での30人学級を実施したとき、小学校で19学級、中学校で10学級の増加、7、400万円ほど必要となる。



2.学校の危機管理について
Q. 1)不審者等に対する校内での対策は当然必要ではあるが、地域全体での対応がより有効であると考えます。
「危機管理」と「開かれた学校」の整合性はどのように考えているのかお伺いします。
A. 学校、家庭、地域の連携と協力なしに安全、安心の学校づくりはない。
開いて守るということを基本に取り組みを強化していく。
Q.

2)無防備な「通学途中」や「放課後」がより心配であると思います。現状はどうなのでしょうか。
その安全のため全小学生に「防犯ブザー」を支給してはと思いますがどうでしょうか。

A. 変質者の出没や声かけ事例が7件報告されている。防犯ブザーは、現在のところ考えていない。




3.教育委員会の活性化について

Q. 1)現在、教育委員会のあり方そのものが問われています。
『教育委員会のあるべき姿』をどのように捉えておられるのかお伺いします。
A.

教育行政における中立性、安定性、継続性の確保を図る組織として、市長部局から独立した合議制の執行機関として機能すること。

Q.

2)管理職も含め、教職員の適材適所をさらに進めるべきであると思いますがどうでしょうか。

A. 調和のとれた教育、教育水準の向上を図るため、地域の実態を考慮した人事配置に努めている。
Q. 3)やる気のある先生のための『FA宣言』制度を導入してはどうでしょうかお伺いします。
A. 井原市内の人事交流のあり方の中ではなじまないと考える。