知っておきたいお宮さん
  お宮にはまだまだあります


 へい
ご幣
  神霊が依るところ,社殿の神前を装飾するもの,参拝者のお祓いをするもの。
し め なわ
注連縄
  一五三縄,七五三縄,締縄,標縄とも書き,神前,神域,祭場など神聖な場所
 を示す縄。わらで左ないに作り,神前に向かって元を右にして張る。
し で
紙垂
  榊の枝や串などにたらす紙。また注連縄に付け神域を示す象徴,横綱の化粧
 まわしに付けるものなどもある。切り下げ,付け下げとも呼ばれる。
しゅばつ
修祓
  祭りの前に清浄にするため,玉串,奉仕者,参拝者などの罪,けがれをはらい
 のぞくこと。
のりと
祝詞
  祭りの儀式に神主さんが神さまに対して唱えることば。全国で使われている
 祓詞(はらへことば),大祓詞(おおはらへことば)は罪やけがれを祓う言葉で,
 宮中の中臣の祓,みそぎ祓,大祓い行事,神事などでも奏上されています。
なおらい
直会
  祭りの後,神さまにお供えした酒や神饌をおろして,いただくこと。  
き がん
祈願
  目的が達成するように神さまに祈り願うこと。地方によっては,お祓い,ご祈
 念,お神楽,ご祈祷とも呼ばれる。
たまぐし
玉串
  榊の小枝に紙垂を付けたもの。玉串奉奠とは,清められた玉串に自分の魂
 を託して神前に捧げ,二拝・二拍手・一拝をしてお祈りをする。
とり い
鳥居
  神社の入り口に立てて神域を示す門。
み こし
神輿
  ご神幸のとき,ご神体または御霊代が乗る輿。
かぐら
神楽
  神に奉納する神事芸能。祭場に神さまを迎えて,五穀豊穣,無病息災,延命
 長寿などを祈願する神事芸能。
しんせん
神饌
  神さまにお供えする飲食物。神さまの出現・降臨を願い,神饌をお供えして
 神さまをもてなす。炊いた米を「ごくうをお供えする」とも言います。
こうしん
降神
  祭場へ神さまを招くこと。神さまを帰すことを昇神(しょうしん)という。
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