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 ◆色彩 オレンジ色麺(手延べ素麺)
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  1袋250グラム  定価:300円
 
 オレンジ色の素麺は、普通のそうめんと変わらぬおいしい味です。
なにが違うかと言えば、見た目の色です。 食欲をそそる鮮やかなオレンジ色が最大の特徴です。
私が子どもの頃は、そうめんやひやむぎに2〜3本ですが、緑色や赤色の麺が入っていて取り合いをしたことを思い浮かべます。
 味は変わりませんが、白い素麺に色の違う数本の素麺があり彩で食をそそっていたのでしょう。
 その素麺を染めていたのは、たぶん慶事や弔事の餅にも使用される事のある食用合成着色料と思います。 しかし、このオレンジ色の素麺は違います。天然色素であるクチナシの実でオレンジ色にしたものです。 そこらの合成着色料でごまかした麺とはまるっきり違いますよ。

わーい(嬉しい顔)クチナシは、消炎・利尿の漢方薬として乾燥果実が利用されています。
わーい(嬉しい顔)食品の着色料としてクリキントンやたくあん漬けなどにも利用されます。
わーい(嬉しい顔)漢方では「山梔子(さんしし)」と呼ばれています。

<クチナシの効用>
鼻血、喀血、痔の出血、胃腸からの出血、子宮出血などには、実3〜5グラム。 めまいには、実の黒焼き2グラムを一回に湯か、酒で飲みます。 扁桃腺炎、口内炎、歯肉炎には実5〜10グラムの煎じ液でうがいをするようにして飲みます。 実の黒焼きをゴマ油で練ったものとか、生の実の汁は、乳腺炎に効果があるそうです。


 ◆健康 アロエ素麺(手延べそうめん)
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  1袋250グラム  定価:430円
 こちらの方では、昔からアロエの事を「医者いらず」と呼んでいます。
私が子どもの頃、ケガや火傷をした時など、おばあさんが「医者いらず(アロエ)を塗っときゃ直る。」と言ってアロエを取ってきていました。家庭の常備薬をかねて、各家庭でアロエを植えた鉢がありました。
 様々な効能を持つことが経験的にも知られています。便秘、消化不良、慢性胃炎、火傷などに効果があるとされ、古くから「薬」として利用されてきたのでしょう。
 そんなアロエを乾燥粉末して練りこんだ素麺です。

 自然界の中の有効な治療薬として知られているアロエ、アロエには科学的に認められていることは、以下の通りあります。
 ・胃腸の調子を整える(アロエエモシン)効能があります。 アンケート調査によりますと便秘が改善されたとの回答がトップでした。
 ・医薬品のような耐性面や、副作用の問題が一切ない。
 ・抗がん作用(アロエチン)があり、抗がん剤シスプラチンや、エイズ治療の抗HIV剤AZTなどによる副作用が軽減されます。
 ・女性にはたいへん嬉しい、老化の抑制と美容作用があります。
 ・血糖値の降下作用(アルボランA・B)があり、糖尿病や循環器系の疾患の改善効果があります。
 ・皮膚疾患や消化器疾患の改善。
 ・免疫機能、自然治癒力を高める。
 ・殺菌、解毒。


 ☆手延べ素麺について
 麺の起源は、千年とも二千年以前とも言われておりますが、奈良時代に活躍した偉大な行政官であり政治家であった吉備真備公が22歳で留学として唐に渡り、19年間勉学に励み、帰朝のとき書籍、測量器具、武器などたくさんの品物を持ち帰り、これを天皇に献上した。後に右大臣となり、吉備神社境内の公館址とともに地元に谷川内、車谷などの地名が残っているように、素麺の製法も、この時に持ち帰ったと伝えられています。
 備中の山並みにつつまれ、温暖な自然と良質の水と、小麦の産地として恵まれた風土の中で、昔ながらの製法をそのままに今日に受け継いでいます。旧山陽道には宿場町もあり、諸大名から焼麩、湯べしなどとともに賞賛され、強く所望されたとも伝えられています。
 でん粉、たん白質、油分などがそれぞれに熟成した自然食品として、長く、広く食べられる事を願っています。
 ◇四季を通して食べよう。
 素麺(そうめん)は、夏場だけではありません。うどんは冬場だけの食べ物でもありません。
1年を通して、おいしく食べる事ができます。
 夏は、涼しくあっさりと冷やし素麺やそうめんサラダにいかがですか。 春や秋は、お吸い物の椀だねや野菜の煮込みにも使えます。 冬は、温かい「にゅうめん」や鍋物、油炒めに利用できます。 好み、アイデアで色々とお手軽にお召し上がり下さい。
 ■調理方法
 ●ゆで方
 @お湯はタップリと沸かしてください。 麺100グラムに対して、お湯1リットルの割合が目安です。
 Aお湯がよく沸騰したら、麺をパラパラと扇子を広げたように入れ、軽くかき混ぜます。
 B約1分半から5分半で麺の色が半透明に変わりましたら、ゆで上がりです。
   試食してゆで加減を確認してください。(やや固めに湯であげた方がよいと思います。)
   お好みに合わせて、ゆでる時間は調整してください。
   また、ひやむぎの場合は5〜7分、うどんの場合は、12〜13分とむらし約5分が目安です。   
 Cゆであがったらざるにあげて充分に水洗いしてください。 (この時、塩分のほとんどが流出除去されます。)
   ゆであがった麺は熱いので火傷に気をつけてください。
 ●調理のポイント
 @なるべく大きめな鍋で、麺が踊るようにゆであげてください。
 A素麺はゆでた後、すぐにお召し上がりになるのが、おいしい秘訣です。
   (あらかじめ、つゆや薬味はご準備下さい。)
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