11月8日 第1回おかやまマラソン |
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人生初のフルマラソンに挑んでまいりました。
きっかけは、『第1回おかやまマラソン』が開催されることになり、仲間内でその話題になったとき、コイツは絶対に出るワケ無いよな、というオーラを放っていたM君というポチャっとした友人に、『M君が出るならわしも出てやらあ。』とナメた発言をしたところ、『何言ってるんすか、僕出ますよ!。』とまさかの出場宣言をされてしまい、引くに引けなくなり、失言によって出場するハメになったのです。
こりゃマズいことになったと、もう焼け糞で、酒を断ったりジョギングしたりと、90キロ近い体重をなんとか落とそうとしましたがぜんぜん減らず、結局半年で1キロ落ちただけの88キロでフルマラソンに挑みました。 |
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フルマラソンは6時間以内にゴールしないと失格というルールになっていて、申し込み時に自己申告で目標タイムを記入するのですが、完走できたら上出来だと思っていたので、正直に6時間弱で申告したら、最後尾のブロックからのスタートだと通知がきました。
15000人が出場するのですが、自分より前に14000人程いるわけです。
スタートラインすら見えないところからのスタートでした。
自分の後ろにはほとんど人がいないわけで、抜かされることはまずありません。
したがって、自分より前にいる遅い人を抜いて行くわけですが、これがまた前がギュウギュウに隙間なく詰まっているので、なかなか抜けないのです。
スタートから10キロ位からは集団もバラけてきて、そこからはスイスイと前にいる遅い人を抜かせるようになってきました。 |
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これが私の記録証です。
口を滑らせて泣く泣く出場したにしては、5時間チョイで完走できたのには、自分でも驚きました。
途中でラーメンが提供される給食所があるのですが、行列しているうえに、グツグツに煮えたラーメンが出てきて少々手こずってしまいました、それがなければ恐らく5時間を切っていたでしょう。
一緒に出場した8人の仲間では、私が最高齢でしたが、順位は3番目、しかも1番2番は20代前半の若者です。
スタート地点が最後尾だったので、前が詰んでいて抜かすに抜かせなかったり、号砲が鳴ってからスタートラインに着くまでに6分以上掛かってしまっているのが残念ですが、前方や中ほどからのスタートであれば、恐らく5時間を切れていたでしょう。
多分最初で最後のフルマラソンになると思うのですが、前日のソフトボールの筋肉痛を抱えながら、我ながらよくやったのではないかと思います。
完走者にのみ贈られる、岡山らしい備前焼のメダルは、一生の宝物として大切にしまっておこうと思います。
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