口内炎


口内炎の種類
  口内炎は口腔粘膜に現れる炎症性の病気です。主に4つに大別されます。

1、アフタ性口内炎 最も多い口内炎です。粘膜が赤くなって中央部が浅くくぼんで灰白色を
している円形の潰瘍をアフタといいます。食べ物に触れるとしみたり痛
みを感じたりします。
同じ所に何度もできるものを再発性アフタといいます。
2、カタル性口内炎 灼熱感や刺激痛があり、粘膜が赤くなります。
3、壊死性潰瘍性口内炎 多種類の細菌感染によって潰瘍を生じます。
4、壊疽性口内炎 薬のアレルギーによる薬疹、血液疾患などによ り合併して生じます。


口内炎の原因
  細菌やウイルスが原因になって起こるものや、口腔内の不潔、全身的な要因
  が原因になる場合があります。


  1)機械的損傷や火傷・・・歯ブラシによる傷、噛んでできた傷、合わない入れ歯、歯並びが悪く粘
                    膜に当たる場合など。

  2)口腔衛生不良
・・・歯みがき不足、義歯の清掃不良などにより口の中が不潔になっている場
                合。

  3)全身の健康状態の低下
・・・栄養状態が悪く、病気や過労、睡眠不足などで体力が衰えている
                       場合。


口内炎の予防
  @口の中を傷つけないように気をつけましょう。
 
    歯ブラシは硬すぎず、適度の大きさのものを選びましょう。入れ歯が合わない時は早めに調整
      してもらいましょう。
  A口の中を清潔に保ちましょう。
   
 日頃から毎食後のブラッシングやうがいを心がけ、口の中が不潔にならない よう気を付けまし
     ょう。入れ歯も清潔に保ちましょう。
  B体調を整え、健康的に過ごしましょう。
 
    バランスの良い食事、ビタミン(特にビタミンB2)を多く含んだ野菜や果物を取るようにしましょ
     う。また水分も十分に摂取しましょう。過労を避け、睡眠は十分に取るようにしましょう。


口内炎ができたら

口の中の粘膜が直接刺激されている場合は、ま
ずその原因を解消しましょう。また治るまでは刺
激のあるもの(コーヒー、タバコ、柑橘類など)は避けましょう。
小さい子供では、食事をいやがって脱水症状を
おこすこともあるので注意が必要です。
治りが悪かったり痛みがひどいときは、早めに歯
科を受診しましょう。
ステロイド軟膏を塗布したり
レーザーを照射
することによって、治りを早くすることができます。
広範囲に冒されたり、高熱をもったり、2週間以上経っても治らない場合は、何か他の病気をしていないか調べることも必要になります。扁平苔癬や天疱瘡などの粘膜の病気や、カンジダ症、糖尿病、ベーチェット病、自己免疫疾患など、別の病気の可能性があるので、早めに受診しましょう。

口内炎ができたら、体が発信した危険信号だと思って、普段の自分の生活を見直してみてください。日頃から疲れをためず、バランスの良い食生活を送るようにしましょう。
ビタミンBの補給も忘れずに!