| 金属アレルギー |
| 金属が接触し、金属のイオン化したものが溶け出すことにより引き起こされるアレルギー反応を、 金属アレルギーといいます。口腔内には、唾液や食物、歯肉から浸出する体液、細菌が産出す る酸、温度など、金属の溶出を引き起こす様々な因子が存在します。アレルギー反応は、金属 が直接あたる部分がかぶれるだけでなく、手足や全身まで影響が及ぶことがあります。また口 腔内の金属アレルギーは、金属を使用してから数十年たって突然発症することも多く、すぐに 症状が現れるとは限りません。 |
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| <アレルギーの原因になりやすい金属> |
| ニッケル、クロム、コバルト水銀は頻度が高く、また、アルミニウム、亜鉛、パラジウム、ロジウム なども原因になりやすいものです。歯科で用いられる素材の中では、アマルガム合金やパラジ ウム合金などがアレルギーを引き起こしやすいものになります。 |
| <アレルギーの原因になりにくい金属> |
| 貴金属である金やプラチナは、アレルギーになりにくい金属です。また、チタンはアレルギーを 引き起こしにくく、極めて耐食性の高い、生体への親和性の高い金属です。 |
@パッチテスト 金属アレルギーが疑われる症状がある場合、 まずアレルギーの原因となる金属を特定しな ければなりません。そこでパッチテストを行い ます。パッチテストは試薬を専用の絆創膏に 少量つけ、これを背中に48時間密封貼付し て、試薬に対する皮膚に反応を調べます。貼 付中は入浴を禁止し、汗をかく運動や飲酒を ひかえるようにします。二日後に絆創膏を剥 がし、剥がしてから30分後、一時間後、一日 後の反応を判定します。(保険適応) |
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| A原因となる金属の除去 |
| ある金属に感作していることがわかったら、それを除去し、アレルギーを引き起こさないもので 修復しなおします。先ほどあげた金、チタンの他に、セラミックで修復する方法もあります。セラ ミックは金属アレルギーの原因にならないだけでなく、生体親和性が高く劣化しない材料で、審 美性にも優れています。 |
当院では、金属アレルギーが疑われる患者さんにはパッチテストを行い、 治療を行っています。お悩みの方はご相談ください。 |