なつめが生後6ヶ月になった頃、小児科のドクター・リハビリの先生の薦めもあって
無理は承知で身障者手帳の申請に臨みました。

なつめが生まれた病院の脳外科のドクターに診断書をお願いしました。
「脳因性の肢体不自由」としての申請だったからです。

しかし小児科のドクターの「無理でもやってみよう〜〜!」という積極的な気持ちに
対し脳外科のドクターは
「交付される望みのない診断書は書きたくない」
とあっさり言われてしまいました。

それでも、もし交付されるなら、なつめの楽な姿勢を保てる補装具をつくってもらえ
る!!
駄目かもしれないけど、やってみないと分からない。
現に1歳未満の子で1級をもらってる子がいると小児科のドクターが言ってたし。
自分の気持ちを脳外科のドクターに訴えて、悔しさとこみ上げる思いが溢れてしまい
涙でぐしゃぐしゃだった・・・。

その時の脳外科の言葉は今でもはっきりと覚えてる・・・・。
「泣かれても困る。みんなが同じ症状ではないし、診断書の項目が大人を対象にして
あるため書きようがない。どうしてもというなら書くけれど、CTのコピーつけるし
か自分には出来ない。」

ようやく書いてもらった診断書。
後で小児科のドクターが
「連携出来てなくてごめんね、お母さんに辛い思いさせちゃったね・・・・。」

と声をかけてくれた。
総合病院の連携のなさを実感した。

すぐに市役所へ申請。
そこでも言われた厳しい言葉の数々・・・・。
1歳になる前に交付は本当に狭き門なんだなぁ・・・と思った。
でも後悔したくない、やらなくっちゃ!!

おとそ三ヵ月後に一通の封書が届いた。

「等級判定が困難なため。障害の状態を的確に判断するため、
生後少なくとも1歳を過ぎてかの診断書(肢体不自由障害者用)により提出してください。」とあった

なつめを連れて市役所へ行った。

「この子を見てください。どんなに緊張がきつく苦しそうにしてるか・・・・。実際に見てください!!」

市役所の人に見せても仕方ないんだけど、気持ちが治まらずに( iдi )
返事は・・・・。
「面接はないんです。診断書のみで審査会にいくのです。見たらちゃんと分かります。
大変なことは。でも診断書でそれが伝わらなかった・・・ということです。」

なんてチグハグな返事なんでしょう・・・・。

そんなことってある?
見て分かるのに診断書では分からない??
おまけにわざわざ小児科のドクターが手帳がなくても診断書があれば吸引器が交付してもらえるかも??
といって快く書いてくださったのに・・・・。
それも話しにならない〜〜とあしらわれてしまった。
吸引機は結構、高い。
でもあったほうがいいのに・・・・。

時はもう1月。
あと三ヶ月で1歳になる。
それまで待とう。
そして1歳になったら・・・・・。再申請しよう!!