瀋陽・Shenyang

大体出張と言うものは予定通りに進行する訳もなく
時間が押して観光どころではないと言う事が多いのですが
今回の遼寧省瀋陽市では予想外にゆっくりとできました。

先日の新聞報道で、拉致問題について北朝鮮代表と
瀋陽で協議をしたというニュースが流れましたので
ぜひこの町の一部を知って下さい。


まずは瀋陽の街並みより。
左上は管理人が宿泊したホテルから撮影した瀋陽駅西口です。この駅については後ほど。
その隣は市の中級裁判所だったかな? 青空が綺麗だったので写真を。


下の写真は商店の朝礼風景。日本ではラジオ体操と言ったところでしょうが
歩道に並んで大音量で音楽を鳴らしてダンスをしています。
踊る人も町行く人も気にしませんが、管理人は気になって写真を。


瀋陽駅東口です。どこかで見たような気がしませんか?


また中国得意の「パクリ」か?とは思わないでください。
この駅舎の設計者は太田毅氏で、東京駅を設計した辰野金吾氏の弟子になります。
現在は文化財に登録されて解体できませんので
その様式を生かして後ろ側に高鐵も乗り入れる新駅舎が完成しつつあります。
この2つに旧ソウル駅をくわえて「駅舎3兄弟」と呼ばれています。


夜の街並みです。日本語の通じるクラブもありますよ。



今回は観光地ではなく、少しお勉強と言う事で『遼寧省博物館』に行きました。


古来日本は中国から色々と教えていただいたこともあり
結構日本関連の資料もありました。




でも、ここの博物館での注目は『ジオラマ』ではないかと
勝手に納得するほど面白かったです。



人の営みは国を越え人種を越えて、歴史も越えていきたいですね。