吉岡銅山の遺跡

ジャパンレッドと呼ばれるベンガラの町「吹屋」。
その近くに昭和40年代まで銅を採掘していた鉱山の遺跡が残っています。


まずは現在の地図で。目印は「吹屋」の町です。
通常ルートである「高梁坂本線」にも案内看板がありますが
こちらからは徒歩だけになりそうです。今回は坂本の街中から
バイクで登って見ました。結論から言えば何とか4輪車も通行できそうです。



説明看板を先に。



では割と最近の航空写真です。
この後出てくる駐車場は「A」になります。



A位置周辺の写真です。





道は舗装されていますが、苔生す場所もありますので自己責任で。


では遺構の紹介を。専門家ではありませんので名前だけになります。
まず途中の「B」では『インクライン跡』が見えます。



「C」は『沈殿池』。駐車位置すぐ横に見えています。





階段があったので登って見ました。




次は「D」の『円形シックナー』。一番写真映えする遺構でした。







ただ周辺には柵の無い窪みなどもありますので、用心しましょう。



もう一つの見所である『E:煙道跡』を見に行ったのですが
草に覆われて構造物を発見できませんでした。お隣の様子を。



最後は「F」にあったドーム状の遺構です。





春は桜の名所として訪れる人も多いとか。


吹屋には何度も行っていますが、こういった歴史的遺構を気にしませんでした。
今回訪れてみると、知識はなくとも感じるものがありますね。