戸木荒神山城跡

「とぎこうじんやまじょうあと」と読むらしいです。
地元出身の作家様が描いた『サボタージュ・サマー』というコミックの聖地検証で
初めて存在を知りました。


ではスタートです。最初は井原鉄道・出部駅から。



そこから南方向に200mほど歩くと、サボタージュ・サマーで雑草を集めに行った
『刈山公園」に到着します。まだ出部駅が目視できる距離です。






その横手に山に登る道が続いています。
ただし最初はコンクリートの奇麗な道ですが、途中からは未舗装の山道になりますので
最低でもスニーカー程度の靴で挑戦してください。




距離はそうでもないですが、ちょっと後悔するような急坂を登ると
分岐点に出ます。右方向は既知の「岩屋観音院」へ。
左は今回の目的地の「戸木荒神山城跡」になります。



最後にこの階段が見えたら到着です。



頂上部分にはソコソコの広場と展望台が設置されています。
訪問は9月でしたが、冬の方が見晴らしは良いでしょうね。



では風景を少しだけ。まずは町の中心部で市役所辺り。



サボタージュ・サマーの聖地をいくつか。
右の山の後ろ側に、写生で行った神社とか焼肉屋やコンビニがあります。



ラジオ体操の神社も手に取るように。




さて、管理人は今でも紙の新聞を取っていますが
「誤報に関する検証」という記事が掲載されていました。
以前の「聖地紹介」で、管理人の解釈とは違う指摘がありましたので
今回はその検証がメインテーマになります。

まずはミナトが井部の町に到着した鳥観図。
管理人的には『街の広がり』と『背景の山の大きさ』で
右写真の「戸木荒神山城跡」ではなく、左側の「岩屋観音院』と判断しました。

岩屋観音院                      作中の風景                  戸木荒神山城跡



次に秘密基地の場所。
立っている広場的には戸木荒神山城跡が近いのですが
お向かいの山の風景的に、後の山の高さを考えると「北山フライトエリア」の方が
似ていると判断しました。

北山フライトエリア                   作中の風景                      戸木荒神山城跡



しかし、このカットを見ると「戸木荒神山城跡」そのものなんですよね。



真実は作者様に聞かないと分かりませんが
どうやら『戸木荒神山城跡』に分がありそうです。


理由は何であれ、山歩きの良い運動になりました。
体力の衰えはどうしようもないですが・・・・。