津山まなびの鉄道館

JR津山駅横には、国内に現存する『扇型機関車庫』の中で
2番目の規模を誇る建物が残っています。


場所は簡単です。JR津山駅西側です。
駐車場は南側からの侵入になりますのでご注意を。



前々から行って見たいとは思っていたのですが、鉄道ファンが好む記念日として
「令和6年6月6日」と紹介していましたので、決め打ちで訪問しました。



では施設の様子と歴史的背景を。
1936年建造で、機関車収納線数は『17』。梅小路機関車庫に次ぐ現存2番目の規模です。
建物背面は広いガラス窓になっており、黒い蒸気機関車と煤煙によって
暗くなりがちな庫内に自然光を取り入れる工夫があります。





車庫の中は立ち入り禁止ですよ。


一番の特徴である「転車台」。存在感はもちろんですが
現役の気動車と合わせても違和感なく見えました。






歴史的な車両も勢ぞろい。





D51の左側の柱にあるのは、昭和45年に糸崎機関区で廃車になった
「D51-755号機」の警笛の実物で
12時と15時に「旅立ちの汽笛」として吹鳴しています。

それ以外にも見所は多く、建屋裏側にも必ず行ってくださいね。






また実物の車両以外にも「まなび」の展示物は数多くあります。





管理人的には大学時代に何度も乗った「急行・砂丘」が
懐かしさでいっぱいでした。



写真は撮影しませんでしたが、精巧な津山駅周辺のジオラマもあり
310円は超お得価格だと思いましたよ。


「○○鉄」と呼ばれる鉄道ファンでなくても、十分に楽しめます。
大人も子供も笑顔になれると思いますよ。