ZTF彗星

色々なメディアで彗星が接近しているとの情報を得ました。
撮影可能な時間帯でしたので、さっそく挑戦!


まずはZTF彗星のご紹介から。
地元美星天文台様のホームページより。




ということで最接近時であれば肉眼は無理でも
カメラの露出次第では撮影できそうです。
必要は情報は二つ。一つ目は「位置」。これは国立天文台様から提供されています。




次は空の様子。「晴れ」といっても雲があると面白くないので
「雲量」を予想する天気図から。



これで準備万端。決行日は2023年1月30日と31日です。


とは言え、それなりに街中の光害がありますので肉眼では見えませんし
素人では双眼鏡でも無理です。
ここは『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』作戦で!
余り望遠レンズを使わないで広めの空を順序だてて撮影。
それをすぐにパソコンに移して拡大表示で探す方法です。
これが自宅撮影の利点ですかね、こんな感じで見つかりました。



ここが怪しそうだったので、倍率を上げて再撮影。
ネットに紹介されている通りの色合いが確認できました。これで間違いありません。



300mmレンズでの最大撮影がこの位でした。



ここまでが30日。31日は少し時間を遅らせて高角度を狙います。
写真左上の変色部は、我が家の軒になりますのでご了承を。



トリミングすると・・・



紹介通りの奇麗で神秘的な「緑色」でした。
続けて90分の長時間露光をしたら、何か面白い写真にならないかなと
やっては見ましたが、意味不明の写真で終わりました。





最後に加工した写真になりますが、上は現実、下は素人の期待です。





「彗星」と言われると「尾」があると思い込んでいますので。


天気にも恵まれて、思いの外奇麗に撮影できました。
しかし夜中に部屋の電気を消して望遠レンズ付きカメラをゴソゴソやる奴は
不審者以外の何者でもないと感じた日でもありました。