沖の観音(尾道のモンサンミッシェル)

尾道市の浦崎というところにあります。
満潮時は孤島ですが大潮あたりの干潮時には歩いて渡れます。


まずは場所から。尾道市ではありますが飛び地にあります。
星印あたりです。尾道市街観光のついでというのは少し難がありますね。



本当は満潮時と干潮時の両方訪問すべきでしょうが時間の関係で
満潮時はGoogle様のストリートビューをお借りします。
また訪問時は結構な雨天だったのですが、歩いて渡るには条件もありますので
強行訪問です。写真の出来は悪いですがご了承ください。

では満潮時は。



ちゃんと沖にある島です。
(余談ですが山の上に見えるホテルで有吉さんと夏目さんが結婚式を挙げられました。)
では管理人訪問時は。



見事に陸続きです。露出した海底の様子は。



特別歩くには支障ありませんが、矢印部に1m弱の水路が残ります。水深は浅いですが。
大人の男性なら簡単に飛び越えられますが、少しでも濡れるのは嫌と言う方は長靴がお勧めです。
(ここからは管理人の想像で責任は取りかねます)
訪問日は常石地区の潮汐表で「+60cm」の日でした。
状況から推測するに「+80cm」以下の干潮を目安にしていただければ
歩いて参拝可能ではないでしょうか?


では参拝しましょう。この日は雨模様でしたので他の参拝者も無く
砂浜に管理人の足跡だけが残ります。



急な石段を登ることになりますが、石段の下は砂浜ではなく藻の生えた岩礁です。
大変滑りやすいですから慎重の上にも慎重に歩いてくださいね。
管理人はスパイク長靴で行きましたが。



本殿前はシンプルです。賽銭箱もありませんでしたので皆さん直接置かれています。
中の石仏は沖の方向を向いておられましたので、岸から拝むと
お尻側になってしまいます。ぜひ頑張って渡れる日を選んでください。





では一周しましょう。裏手から駐車スペース方向です。
道路沿いに広い所がありますので5台くらいは駐車可能です。
小さくパレット君が写っていますのでご参考まで。



更に回り込んで港側を。



そして石垣ですが最近大規模補修されているようです。
写真左手が古い石積みで右は割と最近では無いでしょうか?
下に古い石が散乱していました。でもこの角度で見るとお城ですね。



最後に記念の足跡です。往復分あります。




これで「沖の観音」様への参拝は終わりですが、少し海岸沿いを西に進むと
「厳島神社」様もありますので寄り道です。







ここは満潮時が良さげです。


思いついた時に行って見ようという訳にはいかず
ちゃんと潮汐表を調べて「干潮時間前後」に限定する必要があります。
天気との相談も必要ですが、条件さえ合えば心安らぐ一時を得られますよ。