架空送電線の立体交差

たまに無性に「架空送電線」を見たくなりませんか?
管理人は時々禁断症状が出ますので、今回もお付き合いください。


まずは過去にも紹介した鉄塔ですが、奇麗目に再撮影してきました。
まずは水中に土台を組んでその上に鉄塔を立てるタイプ。
前回は高梁川の中央のため望遠撮影でしたので、今回は間近で。
玉島黒崎新町の防波堤からです。



数メートルまで接近可能。干潮なら触れるかも。



そこから東に目をやれば、以前紹介しました「玉島発電所の煙突」も見えます。



中央に写っている小さな島は「デベソ島」という名前です。ベストアングルでは?





もう一つは「特徴的な碍子」。里庄町の国道2号線沿いにある「ウタネのタネ」様前です。
展望台にもなりそうな作業足場も高ポイント。



今回は望遠レンズ持参で碍子部分の詳細を。
ふつうは電線と碍子は同じ腕についているのですが、ここは下の腕に碍子が付いています。



勝手なイメージでお笑いの「霜降り明星」さんを思い出すのは管理人だけ?


さて今回の新ネタは、送電線の「クロスポイント」。
以前の「地元の送電線」でも紹介しましたように、ふつうは1本の鉄塔で。
先に一般的なクロスポイント鉄塔から紹介しましょう。笠岡市の吉田地区から。



まずは「A」から。一つ向こうからの送電線が左向きと、見づらいですが下側正面に。



続いては「B」を側面から。山の上にあるのが「A」から分かれた支線で
山陽新幹線の電力になります。右下の別ルートからは
右方向に方向転換して、管理人の自宅に届いているルートです。



それでは「A」と「B」を一緒に撮影しましょう。
1本の鉄塔でクロスポイントが完成しています。




次は里庄町里見と鴨方町の境辺り様子です。



「C」ポイントの鉄塔は1本で完結しています。




そして今回の注目鉄塔「D」の写真です。今までと違いは分かりますか?



少し角度を変えて電線を見易く撮影してみました。
わざわざ電線の高さを変えて立体交差させたために
鉄塔が1本では無く3本必要になっています。



素人には分からない何らかの理由があるのでしょうが、個人的には楽しませていただいています。
そこから北の山側を見れば、色々な種類の鉄塔と共に
「鯉のぼり」や山の上には「銀寿観世音菩薩」も確認できます。



皆さんの周りにも思いがけない架空送電線が存在していませんか?


今回も個人的には面白いネタに遭遇いたしました。
まだまだ楽しみは尽きないようですね。