ISS 宇宙ステーション

スマホアプリの気象情報は「ウェザーニュース」を利用しています。
最近「今夜はISSが見えます」というメールが良く来るようになりました。


最近は残業もなく帰宅時間も早くなりました。自宅で観察できそうです。
せっかくですから写真撮影にも挑戦してみましょう。
その前に、なぜ日の出前の早朝と日の入り後の夕刻しか見えないのでしょう?
『KIBO 宇宙放送局』様の解説です。





ISSは地上約400Kmを90分で一周しています。
頭上を通ること自体は珍しくないのでしょうが
上記のようなチャンスは、めったに無いということでしょうか。

そしてKIBO 宇宙放送局のホームページに行けば
下記のような詳細なデータを見ることができます。



そしてISSの全体像!! NASAの2021年カレンダーより。




時は2021年2月6日。まずは飛行機で長時間露光の練習です。



上手く行きそうです。今夜は10秒露出に決定。
来ました!! 窓の方角的に真上から東の空に遠ざかる飛行です。



連続で5枚の写真を撮影します。



ここからまたまた新しい技を覚えなければなりません。
何枚もの写真を合成する技術です。
良く見る例は打ち上げ花火の写真。
目で見るよりとんでもなく多くの打ち上げ花火が写っているやつです。
管理人が通常使用している「Photoshop」でもできるのですが
今回はFreeソフトの「GIMP」を使いました。
約1分間に渡って10秒露出をインターバル5回撮影すると・・・



上手くできました。満足してます。
星が「点」ではなく「線」になっているのは地球の自転の影響です。


続けて8日は西向き。福山市の明かりが邪魔をします。
今回は1回5秒露出に短縮しました。



マンション上空も。



以上は夕刻の撮影ですので、北西から南東に進みます。
次の写真は早朝ですので、方向が90度変わって南西から北東へ。
2月20日の午前5時45分。管理人の自宅ほぼ真上を通過です。



2月だけで3回チャンスがあり3回ともきれいに見えました。
さすが晴れの国であり、天文台が多くある気候ですね。


月や太陽の前を通過するときには、ちゃんとシルエットとして形状も写せるとか。
いつか挑戦してみたいです。もちろんチャンスは『KIBO 宇宙放送局』で教えてくれます。


おまけコーナー
2020年の9月ころから、「Google streetview」でISS船内を移動できます。
こんな感じで地上と同様の操作が可能です。
日本実験棟の「きぼう」は万国旗など遊び心もありますね。









無機質ですが機能美満載です。