帝釈川ダムの紅葉

広島県の紅葉の名所と言えば、宮島や三段峡と並んで有名な帝釈峡。
神竜湖周辺の紅葉は見事ですが、ダム湖を形成している「帝釈川ダム」には
遊覧船でしか近づけないものと思っていました。
実は案外簡単に訪問可能です。


まず行き方から。ナビがあるものと仮定して「休暇村・帝釈峡」入り口から。
451号線をそのまま南下。約1kmほどで右折します。
さらに1kmほどで再度右折をしてください。



星印がダムへの遊歩道入口になります。
駐車スペースも十分にありますのでご安心を。



すぐに車両進入禁止が見えてきます。
ここからは徒歩になるのですが
アスファルトの坂道とショートカットの階段があります。
管理人の訪問日は雨でしたのでアスファルトを選択しました。





業務用の作業車が走行しますので、非常にきれいな道です。
ただかなり急勾配で、降りるのは10分、昇るのは15分は見ておきましょう。
ダムの管理施設まで降りると平らな道に代わります。
ここからの景色もチョットした物。よく岩盤を削ったものと感心しきり。



この屋根の下を進めばほどなく到着です。では第1景。



いかがです?向こう岸が近いでしょう?
説明文によるとダム幅(堤頂長)は39.5m、対してダム高は62.43mで
日本一高さに対する幅の比率が小さいダムとなっています。
これを大正13年に完成させたというから驚きです。

ダムを渡って向こう側に行くと「素掘り」のトンネルがあります。
これも遊歩道ですので通り抜けて進むことも可能です。



管理人はご遠慮しました。



お楽しみ その1:太郎岩

ダムのすぐ後ろに控えているのが「太郎岩」。高さ250mと言われています。
一番下は放水口のすぐ前から。



上はド−−−ンとワイドに。



スマホのワイド画面設定で何とか1枚に入りました。



この日は雨模様だったこともあり、様々な表情を見せてくれました。





これをロッククライミングが趣味の人は昇るんですと・・・・無理!!


お楽しみ その2:紅葉

説明はいらないでしょう。撮影日は2020年11月2日です。











ダムの管理施設周辺も例外ではありません。



短い間でしょうが、羨ましい環境です。
帰り道、休暇村に寄り道したところ駐車場周辺に見事な紅葉が。



今年の秋は見事でした!!


簡単には近づけないと思っていたところに行けた喜び。
しかもスニーカーで傘もさして。
拍子抜けするくらいお気軽でしたが、行く価値は十二分にあります。