上帝釈峡

何10年振りかに帝釈峡に行って見ました。
今回は神龍湖周辺ではなく上帝釈へ。


今回は県道23号線の庄原東城線から川に沿って南下します。
最初のポイントは県道横の「賽の河原」より。
ここは石灰岩の下が急流でくり抜かれた構造になっており
内部に入ることもできます。



中から外界を見ると・・・



結構な広さと高さがあります。
その石灰石の大岩を背景に建立されているのが「石雲山・永明寺」になります。





現在は立ち入りは禁止されております。
「帝釈天」という名称でもあり、『男はつらいよ』のロケ地候補にもなったとか?

ここから少し走ると無料の駐車場があります。
その横の食堂で腹ごしらえをしてから散策に出発。
鍾乳洞を過ぎたところに次の見どころが。
小さな支流に浸食されたのでしょうか、自然の造形美です。



写真左奥には「鬼の唐門」、その上には「鬼の窓」もあります。
このすぐ右手には「鬼の供養塔」があり、雄橋・雌橋を作った
陰陽二鬼神の供養塔と言われており10mの高さです。
写真ですが、まずは「鬼の唐門」。下に「鬼の供養塔」です。





更に整備された遊歩道を進みます。
途中の山野草も歓迎モードかな?






ほどなく最大の見どころ「雄橋」に到着です。
全長90m、幅18m、厚さ24m、川底からの高さ40mで世界三大天然橋の一つです。
昔は本当にこの上を通行していた形跡が残っています。



ポジションを変えて2景。






最後になりましたが「ナニコレ」を2題。
河原にあった石積みと根っ子がタコにしか見えない木です。





天気も良く、自然を楽しんだ−−−−という気にさせてくれる
「3密」にならない旅でした。


紅葉のシーズンには多くの観光客が訪れるのでしょうが
少し時期を変えることでゆっくりと見ることができました。
もちろん写真的には「紅葉と渓流」は定番なんですけどね・・・・