鬼ノ城

総社市にある古代山城です。
「鬼城山」の名称で昭和61年に国の史跡に。
平成18年には『日本100名城』に選ばれました。


すでに行かれた方も多い事と存じます。
管理人も行こう行こうと思ってやっと実現しました。
有名な「温羅」伝説と共に『岡山県十五景地』でもあります。
岡山県十五景地につきましては、管理人のHPより
徒然日記「個人的興味」から『岡山懸十勝地』を参照ください。






まずは鬼城山ビジターセンター駐車場と中庭を。
訪問日は平日の午前中でしたが、結構先客も。期待が膨らみます。





では1周コースに挑戦。予想時間は2時間です。
反時計回りに回りました。
最初は展望台かと思っていたら「角楼」という防御施設。
その周辺の土塁も見事です。



再現された「西門」周辺と『敷石』です。
アングルは管理人の好みで・・・・







ここでUターンして帰っても、十分に雰囲気は堪能できます。
それですと30分もあれば大丈夫。



では歩を進めましょう。
まずは命の水。治水も兼ねているのでしょうがやはり飲み水では。



信仰としての1面も。岩切観音様です。



「門」は東西南北と4つあるのですが、これは「東門」です。
門のすぐ後ろには巨大で滑らかな1枚岩があり
その上まで登ることが出来ます。そこからの眺めは。


なぜここが「門」なのかが分かりません。


そして鬼ノ城最大の名所と言えば「屏風折れの石垣」です。
急勾配に「舌」状に積み上げられた石垣。
途中で屈曲しているので「屏風折れ」と言われます。



この石垣の全景を撮影すると、パンフレットなどもそうですが
必ず後ろの山が写り込みます。



今回たまたまお会いした「腕の立ちそうなカメラマン」さんが
私の秘密の場所と言いながら、獣道を歩いて極上スポットへ。
(ごめんなさい、場所は明かせません)
ここからだと、背景が空だけになるまさに絶景!!



良い写真が撮れました。

その後石垣の先端まで行けば。



足がすくみます。当然手摺の様な物はありませんのでご注意を。


おまけですが、岡山空港にも近いので着陸態勢に入った航空機を撮影できます。



そんなに高倍率の望遠レンズではありません。


山城だけあって結構な勾配の道でした。
また舗装どころか昔の敷石も多く残っていますので
履きなれた運動靴をお勧めします。飲み物も必須ですよ。

まだまだ謎が多く、歴史好きにはたまらない所のようですね。