秀吉本陣跡

高松城水攻めの時に、羽柴秀吉が本陣とした場所です。
現存している「人工の堰堤」と共にどうぞ。


黒田官兵衛の奇策で作られた『堰堤』ですが
今も少しだけ残っております。
場所は最上稲荷の大鳥居の近く。


中央の少し小高い物が、現存の堰堤「蛙ケ鼻」です。
高松城との高さの比較では


横桟の一番上が堰堤高さで8.4m
中央辺りが本丸最上段で7.0mです。

発掘作業も行われています。



では順番が逆になりましたが、年表というか時間経緯です。


ぜひご自身の目でお確かめください。
堰堤の上に登る事もできます。







管理人が立った状態での写真ですので
思ったほどは高くは無いというのが感想ですね。
(駐車場とトイレになります)


蛙ケ鼻から石井山沿いに北上すること約350m。
本陣への入り口に到着します。



そこそこ整備された山道を300mほど登ると到着ですが
運動靴と飲み物持参がお勧めですよ。


先に目に入るのは「首塚跡」。秀吉の検分を受けた宗治公の首は
明治42年までこの地に祀られていました。





そこから振り返るとすぐに本陣跡!!





全景というか眺望は・・・・



中央部分を拡大してみましょう。
高松城本丸跡です。


まさに歴史絵巻通りの風景です。
更に登ると太閤・秀吉が腰かけたという岩「太閤岩」も
あるのですが、管理人はご遠慮いたしました。



どちらの陣営から見るかによって思いも変わるのでしょうが
歴史を彩った驚天動地の奇策「水攻め」の現地が
思いのほか近くにあり、今も見ることが出来るというのは
毛利陣営の末裔として少し感慨深い物があります。