手洗滝
読み方は「ちょうずがたき」と言います。
庄原市口和町宮内にあります。
この滝の紹介の前に、名前の由来を。 案内看板には2つの説が紹介されています。 その1 この滝の西北の国に客人神社があり その神社に参拝する人たちが手を洗った滝として この名がついたと言われている。 その2 後鳥羽上皇が隠岐の国へ配流される時 庄原本郷黒木谷より高野山岡大内に至る途中 宮内村でしばらく休息され この滝で手をお洗いになったので後の世までその名が残ったとも 言い伝えられている。 皆様どちらがお好きでしょう? 歴史ロマン的には後鳥羽上皇の一択ですね。 |
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今回は前置きが長くなりました。 さっそく現地に飛びましょう…と思ったらもう一つの名物を。 この山のシルエット、見事だと思われませんか? 名前は『八国見山』、頂上から8つの国が見えるということです。 ただし国と言っても中華人民共和国とかフィリピンという意味ではなく 備後とか出雲という国名です。 ちなみに愛称は『おにぎり山』。 近くにある日本ピラミッドよりピラミッド的です。 そろそろ現地に行きますか。 場所は県道186号沿いです。 写真左のガードレールが県道です。 その横に小さな集落につながる道があります。 滝は矢印位置にありますので、場所的にはお手軽滝です。 車を降りて10mも歩けば、田んぼ越しに姿が拝めます。 ここから近づくには、田んぼのあぜ道を通る必要がありますので 決してご迷惑になる事のないように注意しましょう。 あぜ道を通ると、実にあっけなく滝の下まで行くことが出来ます。 高さは20.7m。2段の水流豊かな見事な滝です。 滝口から順番に拡大で。 一番下の写真の右端に、ロープが確認できます。 これを使って岩肌を登れば、上の滝壺を見ることが出来ます。 管理人はご遠慮いたしました。 |