国立 中正紀念堂

ご存知の通り、初代総統・蒋介石の功績を称えた紀念堂です。
私も最初は間違えていたのですが「記念」ではなく『紀念』です。

「中正」とは、蒋介石氏の本名との事。


訪問前日に車窓から撮影したものです。
国家戯劇院越しの中正紀念堂です。


全景は模型になりますが


管理人はこの正面の自由広場門(元は大中至正の文字でした)ではなく
向かって右手の大孝門より。








先に建物の地階へ。こちらには売店や郵便局と共に
蒋介石氏の由来の品々が展示されています。

有名なキャデラックは2台あります。



10センチほどの大理石に刻まれた肖像画ですが
拡大すると文字で描かれていることが分かります。


通路の天井も


顕彰施設として十分な役割です。



ではメインフロアです。
ここには蒋介石の銅像と、基本政治姿勢の「倫理・民主・科学」が。
天井には国章である「青天白日」が描かれています。
管理人苦労のアングル撮影でどうぞ。


勘の良い方はお気づきでしょうが、ここでのもう一つの目玉。
儀仗隊を1枚の写真に入れるのに苦労しました。
1時間、微動だにしないまでに訓練されています。

では最後に儀仗隊交代儀式の様子です。




実にお見事。




おまけコーナー
今回管理人が入場した大孝門付近に、こんな石碑があります。


これは戦争のために卒業することできなかった当時中央大学で学んでいた台湾出身学生に
特別卒業証書を授与した時に、今後のますますの友好を願って「友好の桜」を植樹しました。
後に同じく中央大学出身の海部俊樹総理大臣が題字を書いて寄贈したものです。

政治的に改名された時期もあるようですが
やはり台湾の方々にとっては最高の英雄と感じました。