菌神社

いきなり「?」だと思いますが、この神社は日本で唯一「キノコ」をお祀りしています。
仕事の出張先から割と近かったので、ちょっと散策を。


まずは『由緒」ですが、とんでもなく古い歴史があります。


読み方は「くさびらじんじゃ」です。詳細は「おでかけトヨタ」様より。
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菌神社(くさびらじんじゃ)は明治時代までは草平社と呼ばれており、日本でただ一つのきのこを祀る珍しい神社です。
毎年5月5日の例大祭では、ジャコのなれ寿司が供えられます。
なれ寿司は滋賀の名物でもあり、発行された食品、おおいに菌に関係がありますね。
主祭神は大斗能地神(おおとのじのかみ)と大斗乃辨神(おおとのべのかみ)であり、
神世七代(かみよのななよ)の五代の時代に地面が余すところなく固まった時の神様です。
イザナギ(伊邪那岐)とイザナミ(伊邪那美)の先々代にあたる神ですので、
とてもとても古い神様を祀っています。
この二神を祀る神社はあまりなく、類い稀な神社です。
この二神を祀る神社が、何故きのこの神社とされているのか? には古くからの昔ばなしが関わっています。
時の帝で在らせられた第12代景行天皇の頃(西暦100年代)、竹田折命が料田に田植えしようとした所、
一夜にして菌(きのこ)が料田全域に生え、このことが帝のお耳に達し
菌田連(クサビラタノムラジ)の姓(カバネ)を賜ったという古い言い伝えがあります。
また、この神社は、バイオテクノロジーや漬物など発酵に縁のある人たちがお参りすることもあります




では現地です。長い参道があるのですがJR側から訪れると
先に神社本殿に着いてしまします。




知らなければ、絶対に読めない読み方です。

ではお参りしましょう。


本殿の鬼瓦(?)を。


現在は草津市にある『伊砂砂神社』様が管理されているということで
道すがらに立ち寄りました。


豪華な舞台が目を引くのですが





その後ろにひっそりと佇む本殿こそが重要文化財です。


確かに独特の様式ですか。



大まかな場所は滋賀県の草津駅と栗東駅の間です。
草津駅から草津線に乗り換えますと、こんなラッピング電車が。


では問題です。忍電車のロゴには、いくつ「手裏剣」が隠れているでしょうか?


答えはあえて載せません。

古来「八百万の神」の国ですから、何をお祀りしても驚きませんが
さすがに「キノコ」はここだけらしいです。
以前の「魔法神社」の続編でした。