最□是杭州
□は『りっしんべん』に『乙』:思い起こす、記憶するという意味です。

2016年のG20は、中国・杭州で開催されました。
夜のパーティー後に上演されたのが、このショーです。
今でも内容を少しずつ変えながら、「結構な高額」で楽しむことが出来ます。


チケットです。各国首脳が座った少し後ろ辺りです。

地図検索すると、『印象西湖』とは施設の名称のようです。
北京オリンピックも演出した、中国でも有名な人物が総監督です。

G20の名残が途中映し出されます。


習近平国家主席は相当鼻高々だった事でしょう。


では流れに沿って。総公演時間は45分といったところです。
まず全景を。

見所は、水面ぎりぎりに作ったステージ上での演劇。
まるで湖面を歩いているように見えます。写真中の白い点は、すべて人間です。
最も観客席寄りは、左右から移動式のステージが登場し
二胡やピアノ、歌が披露されます。


水面を「鏡」として利用して、光との共演をより強調。
そこに人間という動き物を入れ込んでいきます。


基本的には中国の古事にちなんだ「ストーリーのある演劇」になっています。
でも最終的には「ごった煮」感は、ぬぐえなくなります。


大きな見所です。右の円形状の背景は、本来扇型であるものを
水面に反射させることによって「〇」を演出しています。
中心部に2名のダンサーが躍っているのが、分かりますでしょうか?

ここまでが「中国」だったのですが、なぜか『白鳥の湖』になります。
確かに舞台は『湖上』ではあるのですが、若干の違和感が・・・・・

これは本物ではなく、プロジェクションマッピングのようです。
この後ろ側に隠れている大勢のダンサーが出てくるのが見所かな?


まあ、リアル白鳥の湖と思いましょう。


その後、人海戦術による見事なシンクロが再登場。

これは見事です。

続いては力技で「バケツによる水しぶきショー」です。


クライマックスに向けて、隠れていた装置が起動。



そして「こんな物をどうやって隠していたの?」からのエンディングです。




ちょっと読みにくいですが、テーマも浮かび上がります。


これでグランドフィナーレです。登場人物(ダンサー以外の演者)もご挨拶。


楽しませていただきました。


おそらくは、もう少し安価な席もあるのでしょうが
海外からの観光客狙い?というくらいの値段設定ですので
管理人も2回目はなさそうです。