鳴滝峡

ご紹介は、井原市観光協会より借用します。

名勝・鳴滝峡は、ほぼ1kmの間に11もの滝があることで有名です。
しかも全ての滝の表情が一つ一つ違うため、訪れた人々を楽しませてくれます。
中でも最大の滝「雄滝(おんだき)」には、
鳴滝不動明王(別の場所に御本尊がある)を信仰する方も多く、参拝者が絶えません。
また、数十メートルに渡って続く甌穴群や、一度にまとめて複数の滝を見ることが出来るため、
写真や滝巡りが趣味という方にも好評なスポットとなっています。


鳴滝峡には、下流からも上流からも入れます。
滝を見るだけなら上流側の方が明らかに近いですが
駐車場がありませんので、車の方は下流側からがお勧めです。


写真右上に伸びる道路は313号線。その脇道の案内板の前に駐車可能です。


前回同様、管理人のモットーは安全第一。
遊歩道以外は基本的に無視します。
と言いたかったのですが、入渓してから最初の滝までは
「えっ?」と思うような遊歩道です。サンダル・スニーカーはお勧めしません。


また休憩所(雨しのぎ)も、何か所かあります。


歩くこと約10分、最初の滝に到着です。ここからは見所が連続します。
最初から予想以上の美しさ。『三段の滝』です。


このすぐ後ろに『吉備のあけぼの』がありますが
上流側からでは、よくわかりません。また隣には『雨降り滝』もありますが
これも申し訳程度の水量でした。


少し登りましょう。『雌滝』&『子滝』に来ましたが
『子滝』は遊歩道からはよくわかりませんので『雌滝』を。
安山岩が13段の階段状となり、そこを優雅に流れ落ちます。


『輝滝』は見物用の橋が立ち入り禁止ということで断念。
最大の見所である「鳴滝不動明王」に歩を進めます。
写真の上側3分の1が『雄滝』、その下が『二の滝』になります。
景色としては二つの滝が一つに見えますね。

見事の一言。

上の写真でも見ることのできた『雄滝』です。
この渓谷最大の見所で、滝つぼの横まで行けますよ。

落差はもちろん、露出した岩肌に流れる末広がりが良いですね。

更に登ります。『水うす滝』を横目で見ながら『夫婦滝』に到着。
二本の滝が一本に戻るところが綺麗です。


「おう穴群」の横をすり抜けて最上流部『霊蛇の滝』。

これで遊歩道はほぼ終了。

最上流部にはちょっとした公園もあり、モミジが綺麗です。


また遊歩道には、滝以外にもこんなものが。



そして下流から完歩出来た人へのご褒美も準備しています。

またまた失礼いたしました。

立入禁止区間もありますが、全体としてご機嫌な遊歩道です。
ただピクニック気分で行くには、ちょっと急坂すぎますかね?!