まきび公園

誰でも学生のころに日本史で習ったと思います。
『遣唐使』当時文明の中心であった中国・唐に使いを出して
様々な物を学び、持ち帰りました。
その代表的な人物が「吉備真備」です。覚えてますか???


公園は倉敷市真備町にあります。入園は無料です。

ここが公園の入り口です。いかにも中国風といった雰囲気です。
管理人はここからいきなりルートを逸れて、写真左側から散策しました。

吉備真備は右大臣にまで上り詰めました。


そして石碑の前を通り過ぎて、急な石段を登ると
吉備真備のお墓といわれている吉備公廟があります。

町からそれほど遠く離れてはいませんが、荘厳なまでの静けさです。


そのまま公園横の遊歩道を登って、上池までやって来ました。
苔生す歩道が良い味を出しています。木製の橋は遠慮しました。
ここはハス池になっており、ちょうど花をつけていました。


ここをスタートに人工の小川が流れております。それに沿って歩いてみました。





涼やかな水音を聞きながら、のんびりと歩きます。
木陰ではありますが、日差しが暑いと言ったらありゃしない。

そして中池へと到着です。

スタートの時に見えた六角亭に戻ってきました。
そして中池から下池への水脈が、またまた中国風。
縁起物の『竜頭』になります。


そして公園の中に、中国・西安と同じ記念碑と
亀に乗った「カタカナ」のモニュメントがあります。
カタカナは吉備真備が考案したといわれています。



昔の人は勤勉で謙虚で向上心旺盛だったのでしょうかね。
見習いたいものです。