道祖渓

ご紹介文は、井原市観光協会より借用します。

小田川の支流雄神川が、黒い輝緑岩の台地である雄神台と雄宝台の間を深く削ってできた渓谷です。
雄神川は永祥寺の南へ流れ出ています。
末広の滝、稚児の滝、竜門の滝、座禅岩、八畳岩、不動岩などの奇岩怪岩の間を流れる清流に、
アカガシ、ヤブツバキ、ハナイカダなどの樹木が映えて、渓谷美をかもしだしています。
永祥寺の開山実峰良秀の徳を慕って集まった童子のなかに、
道祖神の化身である稚児がいたという伝説から、昭和初期に道祖渓と命名されました。
その渓谷美は景勝地として世間に広められ、
昭和30年7月19日に岡山県指定景勝地に指定されています。


渓谷には上流からも下流からも入れます。
ただし上流側には駐車場がありませんので
下流側からの入渓をお勧めいたします。

ではスタートです。5〜6台は余裕で駐車可能です。


いくつもの見所はあるのですが、管理人は滝紹介の専門家でも
渓谷歩きの達人でもありませんので、基本は安全第一。
遊歩道から見えないものは「無視」していますのでご了承ください。


最初の見所は、カメラの復活の時にもご紹介した『千本淵』です。
今回は異常なほどの快晴でありましたので、逆に滝は見難くなりました。


座禅岩越しの『見底の淵』です。上流の2筋の流れが綺麗です。


続きましては『竜王の滝』です。


ここを過ぎるとアトラクションコーナー。
『くぐり岩』です。管理人はご遠慮しました。


『鬼ヶ淵』を望みながら、いよいよクライマックスに近づきます。


道祖渓のシンボル。落差40mの『竜門の滝』です。
高さ感を失わないように、縦に大きめの写真になっています。

季節によっては水量の少ない時期もありますが
それでも威風堂々とした姿です。


最後の『竜門の滝』を過ぎると、実はすぐに道路に出ます。
この滝を見るだけでしたら、上流側から降りると1分です。

この滝の源は明治池。池沿いの道路に出て右に50mほど行くと
『天狗岩』の看板がありますので、ぜひここも訪れてください。


下をのぞくと、入渓したスタート地点付近も見えます。


そして振り返るともう一つの名物。谷越しに『竜門の滝』を見下ろせます。

一番上に見えるガードレールの向こう側が明治池。
そこから滝に向かっての流れも見ることができます。


都会と人に疲れた皆さんのお越しを、お待ちしています。
(座禅岩より下流を望む)



管理人も数10年振りに尋ねました。
若干は遊歩道の整備不良や破損個所もありますが
気軽に歩く滝見物にはお勧めです。