久し振りに焼肉をしたところ、家の中に匂いが充満してしましました。
これは何とかしなくては、と考えたところ
庭の隅にデッドスペースがあることを発見。
ここを利用してバーベキュー用のウッドデッキを作ることにしました。
もちろん設計・施工は自分の手で。
図面を描き始めたのは5月でしたが、なかなか時間が取れずに
実際の作業を開始したのは8月に入ってからでした。
このペースで行くと完成が何時になるかは分かりませんが
長い目でお付き合いください。

施工予定地です。
写真の右側が母屋になります。
今回は家から直接出入りできるタイプではなく
独立した形で作る事にしました。
ご覧のように段差のある所に作りますので
「根太置き式」ではなく「柱建て式」とします。
大きさは、柱の外寸で2900×1800程度になりそうです。
7月28日

材料を購入しました。
今回のデッキは、2×4材を基本に組み立てます。
この他にも基礎となる束石やセメント・バラスなども
購入しております。
8月10日

基礎工事を行いました。
ここで出切る限り水平を取っておかないと
後々の作業がめんどくさくなると思い
水準器を使いながら一つ一つ位置決めをしていきました。
写真の左半分と、右では約70cmの段差があるため
それぞれの水平と位置に若干手間取りました。
  9月1日

手すり柱と幕板を組み立てました。
ここでも注意するのは水平と垂直。
一人での作業ですので、クランプが大変重宝でした。
当然ながら木材には一回目の防腐剤が塗布されています。
寸法的には2855×1755になりました。
柱と束石の隙間には、防水を兼ねて
セメントを注入しております。 
9月8日

根太と束柱を組み立てました。
固定には「シンプソン金具」を使用しました。
この写真だと、土地の高低差が良くわかると思います。
束石の水平を出しておいたおかげで
思ったよりはスムーズに進みました。
この後は、隠れてしまう部分の2回目の防腐剤塗布と
モルタルによる柱の固定です。
9月14日

今日からいよいよ3連休です。
このチャンスを逃してはいけません。
とりあえず、床板を仮留めしました。
写真では汚れて見えますが
下側になる面には、防腐剤を2回塗りしています。
しかし、こんなに材木が曲がっているとは
少々予想外でした。
9月15日

笠木まで取り付けて
1回目の塗装を行いました。
ただ、ここまで来るのが大変でした。
最初はドライバドリルが壊れました。
も少しかなと思って、手締めしていましたが
どうにも時間と力が掛かり過ぎるということで
安いドライバを購入しました。
その後塗装に入る頃には雨が降り出し
天気との勝負になりましたが、半分やけくそで
今日の予定までやっちゃいました。
ここで新たなる問題が発生しました。
管理人が住んでいる所は田舎なので、
隣家との境もハッキリしていません。
そのため写真にあるように
樋の無い屋根がデッキの上まで
あることがわかりました。
このままでは、局部的に雨だれが落ちるために
木が痛む事は明白です。
この後急遽、雨対策を考えることになりました。
9月16日 とりあえず第1期工事は終了です。
10月13日 端材に少し追加してテーブルとベンチを作りました。
第2期工事図面完成
10月16日

第2期工事の図面を書いています。
工事の内容は、隣家からの雨だれ対策と
見苦しい場所の目隠し。
それと夜でも使えるように照明工事です。
今回はラティスを多めに使用して
雰囲気作りに重点を置こうと思っています。
ただ、予算の方が厳しくなってきました。
出切る限り切り詰めましょう。
10月27日

今日は管理人の町はお祭です。
朝からお囃子の音色が響き、御神輿が回っています。
そのため少し早起きをして工事を行いました。

上の写真は隣家の壁が見苦しい(ごめんなさい)ので
目隠しを兼ねてラティスを貼りました。
その上には雨どいをつけるための補助板を付けています。
手前に見えているのは今は使っていない井戸です。
いつか復活できるように、その周りを囲むような形で
拡張していきたいと思います。



下の写真は、柱を新しく立てた所です。
昔、無計画に石を積み上げてセメントで固定したために
今回柱を立てたい場所はどうしても束石を置くことが
出来ませんでした。そのため逆にコンクリートを約30センチ
打って基礎としてその上に束石を固定しました。


2003年5月の様子です。
残念ながら、まだ雨どいは付いていません。

頑張ります。