寝室に色々と物が増えたために
テレビ台を中心にして、多目的総合棚の作製を計画しました。
部屋にある物の寸法を測り、出来る限り効率化を考えました。
今回の作製に当たりましては、室内に置く物とあって
今までのように適当に材料を切断して、その場合せと言う訳には
行きませんので、材料の購入・切断にはプロの手をお借りしました。
今回の作成にあたりまして、色々とご協力いただきました
日曜大工応援隊」の皆様に、この場をお借りして
御礼申し上げます。

今回使用した材料は「シナランバーコア」の18oです。
右の写真にありますように合板ですが、この後
劇的な変化を見せます。
今回の秘密兵器は、「木目テープ」です。
少し幅広のテープを板の断面に
木工用ボンドを使用して貼り付けます。
1日以上乾燥した後に、よく切れるカッターナイフで
はみ出した部分を切り取ります。
このときのコツは、替え刃をケチらないで
どんどん新しい物に替えましょう。
結果的には綺麗に仕上がります。

完成はまるで1枚板のようになります。
今回の特徴の一つとして、R加工があります。
さすがにこの部分に木目テープを張るには
苦労しました。季節が冬のせいもありますが、
木工ボンドはある程度乾燥してからのほうが、扱いやすいです。
その性質を利用して、ストーブをガンガン焚いて
ローラーで圧着しました。
続いては、板の塗装です。
通常は組み立てた後から塗装した方が
綺麗に仕上がるのですが、今回の棚は
組み立ててしまうと、部屋に入りません。
そのことが解っていたので、先に部品状態で
塗装しました。
台になっているのは私が飲んだ焼酎や発泡酒の
空き箱。少し飲みすぎでしょうか?
いよいよ組み立て開始です。
部屋の中に新聞紙を敷き詰めて、棚の下から
組み立てていきました。
この時の秘密兵器は、100円ショップで買った
大型の洗濯ハサミ。一人での作業では
ちょっと反対側を持ってもらいたいという時など
とても役に立ちます。
これまで横にして組み立てていた物を
一番下の段が完成してところで本来の姿に
戻しました。このとき初めて大きさが実感できます。

感想「で、でかい!」


実はこの棚は1800×1800×500の大きさです。
今回の棚は非常に大型ですので、
将来の掃除や配線のためにキャスターを
取り付けました。耐荷重的に少し余裕を持って
7個(数字的には変ですが)になりました。


この日はここまでで、オヤスミナサイ。
次の日は、いよいよ最後までの組み立てです。
材料のカットはプロにお願いしていたため
ほとんど順番に並べていくだけで完成します。

右のやや下側にあります少し色の違う物は
今まで使っていたパソコンラックからスライド棚を
移植したものです。

これから中に入れる物の引っ越しの方が
心配です。
とりあえず、この日の寝床を確保するために
適当に詰め込みました。と言っても最初から
どこに何を入れるかは予定していたので
ほとんど最終状態に近い物です。
28インチのテレビを中心に、右側には
パソコン類を、下側にはAVアンプやDVDを。

思った以上に余裕があったので、これから有効に
利用したいと思います。

今回の作成に当たっての感想としましては
出来れば寒い冬は避けるべきであったと言うことです。
塗料は乾かないし、木工ボンドも固まらないし、
時間の割には効率の悪い仕事だったと思います。