ガーデン用水栓

屋外にある水道は
花壇の水遣りや手洗いに必要ではありますが
今まで、特に気になると言う物ではありませんでした。
ところがガーデニングの本を見ると、皆さんおしゃれに改造しています。
私の場合、おしゃれと言うより使い易さに重点を置いて作業開始!

右が現在の状態です。
姉にもらった便利棚(?)とホースがついています。

確かに下には排水溝も無く、使い易いとは言えません。




まず最初は、排水用の配管工事です。
1番近い溜め枡まで約1メートル。
園芸用のスコップで掘り進みます。

これ、結構疲れました・・・・
既存の溜め枡の側面に、配水管と同じ大きさの
丸い穴を開けなければなりません。
専用の道具無しでどうやって開けるか?
おそらくこの手の配管類は「塩化ビニール」と推測して
熱で溶かすことにしました。
鉄パイプの廃材を、釣り用の携帯コンロで熱します。
少しずつ押し付けていくと、写真のようにきれいな
丸い穴を開けることが出来ました。

注意
鉄パイプはかなり熱くなりますので、軍手を3枚くらい
重ねた方がいいですよ!




洗い場の下になるコンクリート板を埋め込みました。
この板は、ホームセンターで売っていたコンクリート製の
化粧版で厚さは30ミリあります。
右下に見える穴は、店舗改造の時に買った
コンクリートドリルを駆使して、開けました。
これが今回の工事の中で、1番気を使ったところかも・・・
後はレンガを積み上げるだけです。
初日はこの辺りで限界です。

ベース部が固まってから積み上げ開始!




今回の改造では、とりあえず蛇口を2つにするのが
目的でした。
こうしておけば、水遣り用のホースをつないだままにして
もう1つで手洗いなどが可能になります。

でも、水道用の部品って結構高いんですね!
驚きました。
ということで、写真のような形で完成です。
奥様からは「可愛くない!上をアーチにして」
とクレームがつきました。
う〜〜〜ん、どうしましょう??

とりあえず今回の改造費は9633円でした。




 
ホースを巻く柱を作りました。
この柱は、将来的に自由に動かせるように
地面に固定せず、束石と組み合わせました。

いまさらアーチに改造するのもめんどくさかったので
ヘデラと寄せ植えでごまかしました。
何とか合格点らしいです・・・・・

と言うことで最終形です(2004.7.17)