ホースリールの修理

散水ホースをドラムに巻き付けるタイプはコンパクトで良いのですが
常に同じところに負荷がかかり、水漏れが発生します。


今回修理したのは、タカギ製のこのタイプ。
庭に水やりしていると本体の下部に水たまりが出来るようになりました。



カプラーやシールの破損であれば手が出せないのですが
ホースの穴あきであれば何とかなるのではないかと思い、とりあえず分解に。
回転ハンドルは引掛けてある爪部をドライバで広げながら外し
4つある+ネジを緩めていきます。



程なく分解に成功。巻き付けドラムにホースが貫通していますので
後で間違わないように、ここはそのままにして置きます。



結果論ではありますが、この修理の最大の難関は
ホースの脱落防止にはめてある、この白いリング。
ネジ式ではなく強制はめ込み式なので、取り外しも力技になります。



マイナスドライバ2本でテコの原理を応用して
全体を均一に少しずつ外していきます。3分位掛かりましたが
何とか外れました。



ここで水を通してみると、予想通りホース部に穴。
これなら素人でも修理できそうです。



穴の外側を切断してから、現在ついているホースをカッターで切断。
取り外すと「バネ」が出てきました。ホースの折れ防止でしょう。



ここからは分解の逆手順。ホースを差し込み白いリングを
ハンマーでたたきながらはめれば完成。癖の付いたホースを1回伸ばします。



巻き直して通水・・・・・完璧です!!
全行程20分位で復活できました。