キッチン収納


キッチンは女の城ともいわれますが
奥様なりに色々な道具を買って工夫はしていました。
今回はコロナ禍での自宅時間を利用して改良してみました。






勝手口の頭上がデッドスペースになっていますので
突っ張り式の棚をつけていました。
更にフックをつけてぶら下げ収納も併用したために
年に1回くらい突然の落下事故に見舞われます。
かと言ってむやみやたらに突っ張り力を加えると
壁の損傷が心配です!


今回目を付けたのは
組み立て式メタルラックの棚部分。
部品単体での販売はもちろん
サイズが5センチ刻みで豊富に用意されているので
希望に近いものが入手可能です。







後ろ側はドア周辺に2センチくらいの
飾り枠がありますので
そこに乗せて動かないように又釘で固定すれば
簡単に完成です。


前側は吊り下げ式が便利そうです。
フックを固定してからのチェーンで吊り下げ。
今回初めて切り売り式のチェーンを購入しました。
26円/10cm
将来調整が必要な場合もありえますので
自由度を確保しておきましょう。








当たり前ですが両側に。。


今回の工夫は二つ。
一つは通常の使い方とは表裏を逆にして
落下防止の縁として利用したこと。
もう一つが隅のパイプの穴を利用して
「S字フック」で支えることで
将来的にも数ミリ単位で調整幅を残したこと。








こんな感じで完成です。
せっかくですので対面にも付けました。



棚をネットにした狙いも二つ。
一つは何がストックされているか
下からでも確認できること。
もう一つは吊り下げフックを自由位置につけることで
通常のぶら下げ収納にも対応できること。

その応用で北海道で買ったガーデン用の飾りフックも
2x4材を吊るすことによって再利用です。











もう一カ所は造り付けの食器棚。
下の部分に差し込み式の吊り下げフックをつけて
良く使う香辛料などの「見える収納」に工夫していました。


この収納補助具は安価で便利なのですが
欠点は「扉がちゃんと閉まらなくなる」こと。
『G』の侵入など衛生面でも満足できません。







そこで考えたのはステンレス鋼のパイプを
ゲンコで下向きに固定する方法。
吊り下げた食品が落下しないように
フックも引掛けではなく差し込み式としました。

今回は自分で設計・制作したというよりも
市販品を工夫して利用したDIYです。
それでも何とか形にはなりました。





いかがでしょうか?

今回は材料費として7,941円かかりました。



おまけコーナー

思いのほか好評でしたので、もう一つの造り付け食器棚には
重量物にも耐えるようにパイプ径を上げ
ゲンコ(ブラケット)の長さも変えてまな板からキッチンペーパまで。





追加費用は1,617円でした。

                                             2021年1月22日更新