信長の野望シリーズ11作目
信長の野望〜天下創世〜
――ゲーム説明――
戦国時代が舞台で、プレイヤーは大名を一人選んで日本の統一を目指す。
武将数が約1000人で、城数は100。
シナリオは、「家督相続(1551年)」、「正徳寺にて(1553年)」、「桶狭間合戦(1560年)」、
「信長包囲網(1570年)」、「信玄上洛(1572)」、「甲斐侵攻(1581年)」、
「本能寺の変(1582年)」の7本。
1700年でゲームオーバー。
シリーズ初!フル3D!!〜内政編〜
初めてプレイしたときは衝撃的でした(笑)。まさに戦国時代版シムシティです。
内政は複雑なものではなく、自分の思ったように簡単に城下町を建設できます。
それでもなかなか奥が深い。寺町と南蛮町は相性が悪かったり、貿易町は海と
相性が良かったり等々。
住人が城下町を歩いているのも良いですね。眺めるだけで楽しい。
城下は一つ一つ地形が違います。木曽川(と思われる川)が流れてる木曽福島城
や四万十川(と思われる川)が流れてる岡豊城といった、ユニークな地形がたくさん
あります。稲葉山城や月山富田城といった特に大規模な城は、もう少し険しくしても
よかったのでは。
城下町を作っていくと、城も自動的に発展していきます。農業値が一定の数字に
達すると二の丸、三の丸と発展したり、南蛮文化があがれば天守閣も作られたり
します。さて、壮大な天守閣ですが、このゲームの最高クラスの南蛮天守って
なんか格好悪いですよね。私はいつも大坂天守で成長をとめてます(笑)。
最後に、「人口」という概念がないのが残念。
シリーズ初!フル3D!!〜合戦編〜
3作連続でリアルタイム戦闘となりました。
嵐世記のはゴチャゴチャして分かりにくい戦闘で、蒼天録のはシンプルすぎて味気ない
戦闘でしたが、天下創世のはそれらに比べればだいぶ良くなったと思います。天下創世
のは嵐世記の進化版みたいなもんです。そして部隊が大きくなって選びやすくなったので、
嵐世記のゴチャゴチャ戦闘になることはありません。
まず野戦ですが、勝利のカギとなるのが「砦」です。この砦を取ると強攻状態という
大変強い状態になり、ほぼ勝敗は決します(笑)。
あと野戦場ですが、デコボコしててやりづらいです。でもああいう場所での戦闘のほうが
雰囲気でてて良いのかも。
次に攻城戦ですが、まずコレを言わせて下さい。打ち壊しマンセー!!(爆)。
まあ打ち壊しについてはあとで語ります。
攻城戦も野戦と同様で、矢倉(野戦でいう砦)を落とすと強攻状態に入るので、まあソレを
落とすことを目指しましょう。
それにしてもこの攻城戦って、いかにして落とすかを考えさせてくれますね。
正攻法で城門を壊して中に入るか、それとも水堀を埋め、石垣を壊し、塀を倒して強引に
中に入るか、それとも大筒部隊で城外から射撃して矢倉を攻略して、強攻状態になって
から突入するか、それとも城下町を壊し、敵を城外に誘き出して叩くか。面白いですね。
さて、打ち壊しですが、私もやりまくりましたよ(笑)。
織田家の安土城を徹底的に破壊しつくしました。防御度(?)4000の建物を破壊した
ときは快感ですね。本願寺とか黄金茶室とか。で、破壊後の町を見てみると悲惨すぎ
て笑えます(笑)。住民がポツーンと突っ立ってるのが良いですね。
でもこれって破壊しても施設の「元」は消えないんですね。投資さえすれば復活させる
ことができるんですね。しかしこの仕様は嫌です。CPUの建てる町並みは無茶苦茶なので、
全く無しの状態からやりたいのです。でも破壊しても「元」は残るので、結局内政で「更地」を
やらなくてはならないのです。更地をすると、金はかかるわ民忠は下がるわ時間はかかるわで
かなりめんどくさいんですよね。これが不満なところですね。
決戦!!
今作の新システムです。
大名規模が「覇者」以上のときに、隣接する「覇者」以上の大名に対し行えます。
いわゆる総力戦ですね。勝利すると、相手大名家の領地をランダムで複数手に入れる
ことができ、さらに相手大名を従属させることができます。負ければその逆。
このシステムの目的は、後半ダレることなくプレイできるというところだと思いますが、
その反面で難易度がもの凄く簡単になってるのも事実です。だってCPUバカすぎて
絶対負けませんから…(笑)。あと勝利して領地が一気に増えると、内政する気なく
なりますよね。
歴史IFイベント!!
これも今作の新システムです。
ゲームを進めていると、次々とプレイヤー不利のイベントが発生し、いろいろ悩ませて
くれます。最後まで緊張感が緩みません。でも少しめんどくさいかも(笑)。
無駄が多すぎる
何か今作ではオープニングにナレーションをいれてるみたいですが、あんなのいちいち
いらないと思う。あとゲーム中のイベントでも、ムービーとナレーション付きのがありますね。
いらないです。そんなの作る前に、ゲームバランスの調整とかに力入れてください。

