四国七ヶ所まいり

以前より第七十一番から第七十七番までの七ヵ所を一日で巡拝する「七ヵ所まいり」という参り方があります。
「四国八十八番寺社名勝」という絵図に「足よはき人は此印七り七ヵ所をめぐれば四国巡拝にじゅんずといふ」と、それを勧めたりしています。
各霊場寺院には、皆様をお守りして下さる本尊がお祀りされており、お大師さまと共に「同行二人」の信仰をもって巡拝されると福運が授かります。
                  〔巡拝説明書より〕
第七十一番 剣五山 弥谷寺山門
第七十一番 剣五山 弥谷寺山門
空中から五柄の剣が下がったということで、千手観音の像を刻んで剣五山弥谷寺と名づけられる。阿弥陀三尊などがじかに刻まれた岩壁がある。
 
本尊 千手観音
 
 
 
弥谷寺 本堂
弥谷寺 本堂
 
悪人と行き連れなんも弥谷寺 
   ただかりそめも善き友ぞよき
 
 
 
第七十二番 我拝師山 曼陀羅寺本堂
第七十二番 我拝師山 曼陀羅寺本堂
大師の御先祖たる佐伯家一族の氏寺として建立された。大師が唐から帰り堂宇を建立して、自ら曼荼羅寺と改称する。
 
本尊 大日如来
曼陀羅寺 大師堂
曼陀羅寺 大師堂
 
わずかにも曼荼羅おがむ人はただ 
   ふただびみたびかえらざらまし
第七十三番 我拝師山 出釈迦寺本堂
第七十三番 我拝師山 出釈迦寺本堂
大師が幼少のころに身を投げた伝説が残されており、我拝師山の頂上にある奥之院には、そそり立つ絶壁の上に、石の護摩壇と稚児大師像が祀られている。
 
本尊 釈迦如来
出釈迦寺 大師堂
出釈迦寺 大師堂
 
迷いぬる六道衆生救わんと 
   尊き山にいづる釈迦寺
第七十四番 医王山 甲山寺本堂
第七十四番 医王山 甲山寺本堂
本尊の薬師如来像は、大師が満濃池改修事業に取りかかる際に、この像を刻んで工事の成功を祈願したといわれる。築造後もらった功労金で諸堂を建立する。
 
本尊 薬師如来
甲山寺 大師堂
甲山寺 大師堂
 
十二神味方に持てる戦には 
   己れと心かぶと山かな
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