平成15年3月市議会 一般質問&答弁内容

1.ゴミの分別収集について
Q. 現在、井原市のゴミ処理に関しては制度が確立・運用されており、分別収集もこれまで行政と市民が熱心に取り組み成果をあげてきています。
しかし、今この分別収集に『中だるみ』の現象が起こっているのではないか、と思われます。
市民への説明が不十分なことによる誤解やルールを守っている者と守れない者との間に「ひずみ」が表れるなど、市民のやる気にも影響が出てきているようです。
将来のゴミ行政を考えるとき、適切な分別収集の更なる徹底を図っていく必要があると思われますがお考えをお伺いします。
A.

分別ができておらず困っていると言う話は聞いていないが、そのような地区があれば、総会などの会合に合わせ出前講座を申し出ていただければ説明をさせていただく。
今後も市広報、井原放送等でゴミの分別についてPRに努めたい。




2.教育問題について
Q. 1)学校週5日制になり地域とのかかわりの中ではどのような問題点を把握されているのかお伺いします。
A. 地域の「育てる会」等が行事を組んでも小学生がその対象になり、中学生、高校生とのかかわりが非常に薄い。
Q. 2)新学習指導要領の下での子どもたちの学力について教育委員会の分析、教職員の評価はどのようなものかお伺いします。
また、少人数指導・(チームティーチング)指導の適用基準はどのようなものなのかお伺いします。
A. 指導要領の目標にある「十分満足」「おおむね満足」の段階に87%から97%の児童がいる状況にあり、基礎学力の定着については、ある程度成果を上げているととらえている。
少人数適用基準は、小学校では、一つの学校に児童数30人以上の学級が3学級以上ある学校、中学校では、30人以上の学級が6学級以上ある学校が対象となっている。
Q. 3)現在認識している最も重要な課題はどのようなものがありますか。また、それに対する対応策をお伺いします。
A. 確かな学力の充実と生きる力の育成、そして豊かな心を育む教育の推進が重要な課題である。
現在取り組んでいるきめ細かな個別指導、中学校の選択教科の工夫、総合的な学習時間の充実、ボランティア教育の充実等、確実に進めていく。