小川敦子さん撮影

11月17日(土) 22:00〜翌朝8:30

 美星町又岡才原地区の荒神社式年祭にお世話になりました。この地区には平成6年・12年・18年とお世話になっており今回で4回目18年のお付き合いをして頂いています。

 このたびの大当番は「川上石材店 川上裕士さん」がお勤めになりました。川上家で神楽準備の後「菊地鮮魚店さん」で夕食を頂戴して再び大当番へ戻り20:00より「藤井順介先生」の先導で当番行事〜宮上がり、神殿では榊舞い〜白蓋行事〜神殿神事〜導き猿田彦〜岩戸開き〜国譲り〜五行〜大蛇退治〜布舞い託宣〜石割神事と滞りなく進み翌朝8時30分頃千秋楽を迎えました。

 この地は興譲館高校で同級生の「山岡清宏さん」が産子です、先週の北木島の「赤瀬昌彦さん」に続き連続で同窓生にお世話になることになったのです。

 更に産子の「川上恒甫さん」の親族で八日市の「井上英満さん」も最後まで声援を送って下さいました。そのような暖かい雰囲気にも助けられあっという間の10時間半だったように思われます。

 この地区も他の地区と同じように過疎化が進んでおり、6年後の平成30年11月17日の式年祭も内示して頂きましたが「川上恒甫さん」のお話では「6年先にはこのような大掛かりな神殿を設置することが出来んようになるかも知れん」とのこと、備中神楽の基盤はこういった中山間地ですのでどの地区にも共通の課題なのです。

 皆さんお元気で6年先にまたお会いしましょうと誓い合って現地を後にしました。そのあと神楽師の車のもう一台が現場の田んぼでスリップして出られなくなったそうで、産子さんにご迷惑をお掛けしました。申し訳けございませんでした、そしてありがとうございました。